建設DX「SPIDERPLUS」、図面上で撮影写真と枚数を確認できる機能を開発

「写真枚数表示」の特許を取得

スパイダープラス株式会社は、建設現場で撮影した写真枚数を図面データ上に表示することができる「写真枚数表示」の特許を取得したと2022年7月13日に発表した。写真や情報の確認漏れなど、手戻り作業を防止できる。

図面データに写真と枚数が1目で分かる

同社は、図面データ上に検査箇所の写真を確認できる建設画像配置システム、建設画像配置方法及びプログラムの特許ポートフォリオを構築した。図面上にカメラアイコンと撮影枚数が表示されるようになる。

1つの図面上で枚数や撮影された写真をすべて確認できるため、撮影漏れを防ぐことはもちろん、情報共有・確認が行えることにより検査の進捗状況を簡単に把握することが可能だ。

手戻り作業をなくすために

同社が顧客に対し行ったインタビューでは、大量の検査箇所に対し、経験の浅い若手社員が写真撮影を行うことで、写真の撮影漏れや検査の進捗状況確認のために手戻りが発生する傾向にあることが分かった。

手戻りをなくすことで作業が効率化し、施工全体の流れがスムーズになり生産性の向上が期待できる。

同社は、図面・現場施工管理アプリ「SPIDERPLUS」を提供している。業務効率化に向けた独自の機能を開発し、知財管理の構築と成長戦略のためのサービスを展開している。現在でも多くの機能に対し特許を出願中だ。

（画像はプレスリリースより）

スパイダープラス株式会社のプレスリリース（PRTIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000030510.html

Amazon.co.jp : スパイダープラス に関連する商品