建設DXアプリ「SPIDERPLUS」、豊島区が小学校改築に導入

建設現場と自治体をつなぐ

スパイダープラス株式会社は、東京都豊島区で建築図面・現場管理アプリ「SPIDERPLUS（スパイダープラス）」が導入されたと2022年4月28日に発表した。建設現場と自治体をデジタルでつなぐDXの取り組みで、小学校の改築工事にも利用されている。

「オール豊島区」事業

SPIDERPLUSは、建設・メンテナンス業向け図面、現場管理アプリだ。現場の進捗情報をタブレットで共有でき、図面整理、写真管理、帳票出力、記録や報告作業も行える。建設現場における大量の紙や持ち帰り仕事を、アプリ上で完結できるツールだ。

2022年4月に始まった東京都豊島区立池袋第一小学校の改築工事は、株木建設株式会社を始めすべて豊島区に拠点を置く企業で施行されており、10余年豊島区に根を下ろしている同社も、アプリが採用された理由の1つになっている。

ペーパーレス＆遠隔の確認作業

施工に当たりSPIDERPLUSを試験導入したところ、確認作業を遠隔で行うことができるようになり、コロナ禍の影響で頻繁に現場に行くことが難しい状況下において、業務効率化の改善につながっていると報告している。

また、多種多様な紙資料を持ち運びせずにタブレットにまとめることができるため、施工者や施工主、豊島区の円滑な情報共有とコミュニケーションができるようになったと評価されている。

同社では今後も、建設現場のDX推進に取り組んでいくとしている。

（画像はプレスリリースより）

スパイダープラス株式会社のプレスリリース
https://spiderplus.co.jp/news/

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