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公開日時 2020.04.08
最終更新日時 2022.04.05

【施工管理技士が知っておきたい道具のアレコレ】チェーンソー

チェーンソーは刃を高速で回すことによって木を削る道具で、主に丸太や枝などを切断する目的で使用されます。ノコギリなど手動で使う道具と比べて非常に作業効率が高いため、建設現場ではよく用いられています。ここでは、チェーンソーの種類や特徴、選び方などについてまとめました。

チェーンソーの種類


チェーンソーは、大きく分けてエンジン式、充電式、電動式の3種類があります。それぞれのメリットとデメリットを把握したうえで、適切なチェーンソーを選びましょう。

チェーンソーの種類と特徴一覧

・エンジン式チェーンソー
エンジン式は最も広く普及しているタイプのチェーンソーで、パワフルかつスピーディーに木材の伐採や丸太の切断をすることができます。排気量20mLほどの小型機種から排気量75mLほどの大型機種まで幅広いラインナップがあり、エンジン稼働のため長時間の連続運用も可能です。ただし、重量が重い、音や振動が大きい、排気ガスが発生するなどのデメリットもあります。

・充電式チェーンソー
充電式はエンジン式に比べて音や振動が小さいのが大きなメリットで、住宅街などでの作業でも使用することができます。排気ガスが発生しないため密閉空間でも使用可能で、近年では充電式のシェアが徐々に伸びてきています。デメリットとしてはエンジン式に比べてパワーが劣ることが挙げられ、またバッテリーが切れると使用できません。

・電動式チェーンソー
電動式は燃料補給やバッテリー交換の必要がないため気軽に使用することができます。また、比較的安価で購入できることもメリットだといえるでしょう。ただし電源コードがあるため使用可能な場面は限られ、電源コードを切断してしまうリスクもあります。

このように、それぞれのチェーンソーには異なる特徴があります。どこで使用するか、何を切断するかなどに応じてチェーンソーの種類を選んでください。

チェーンソーの選び方

チェーンソーを選ぶときには、まずはエンジン式、充電式、電動式のどれが一番向いているかを決めるといいでしょう。また、ガイドバーの長さも重要なポイントです。ガイドバーの長さが切断できる最大の長さとなりますが、ギリギリの長さで切断を行うのは怪我などのリスクが高まります。切断する木材に対して余裕のある長さのガイドバーが理想的だといえるでしょう。

適切なチェーンソーを選んで効率的に作業を

適切なチェーンソーを選ぶことで、より効率的に作業を進めることができます。作業内容などを考慮しつつ、使用するチェーンソーを選ぶようにしましょう。また、チェーンソーは便利である一方で使用には危険が伴います。安全に十分に配慮したうえで使用するようにしてください。

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