BIMの人材育成から活用までを網羅するプラットフォーム「BuildApp」開発へ

BIMの普及に向けた業務提携

野原ホールディングス株式会社は、BIM人材の派遣業を行う株式会社M&F、BIM人材教育の株式会社M&F tecnicaと、BIM設計-生産-施工支援プラットフォーム「BuildApp」の共同開発における業務提携の基本合意について2022年8月1日に発表した。

BIM人材育成と活用の基盤づくり

野原ホールディングスは、建設業のDX推進事業を行っており、M&F・M&F tecnicaとの協業により、BIM人材育成とBIM活用の普及に向けた取り組みを行うことになった。「BuildApp」は、現段階ではベータ版として構築される。

国土交通省では、「2023年までに小規模工事を除く全ての公共事業にBIM／CIMを適用する」ことを目指している。一方でBIMの普及が進んでいない現状があり、その要因としてBIM人材の不足・活用不足があげられることから、3社がBIM活用の基盤づくりに着手した。

建設業界の課題解決と変革にも取り組む

また3社は、建設業界に起こり得る各工程間の断絶を解消し、サプライチェーンのビジネス変革に寄与するため、データ活用による生産性向上ソリューションの開発を行っていく。

さらにCO2排出の多い建設業において、廃材の削減などを含む脱炭素化などの課題解決にも取り組み、ビジネスだけでなく快適な暮らしや地球環境への配慮など、広い視野で建設業の社会貢献と発展に取り組んでいく予定だ。

（画像はプレスリリースより）

野原ホールディングスのプレスリリース
https://nohara-inc.co.jp/news/

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