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公開日時 2018.10.12
最終更新日時 2022.04.06

【BIM】建設業界への導入メリットとは?

建築業界で導入が進むBIMですが、BIMの導入にはどのようなメリットがあるのでしょうか。BIMでは、3次元モデルで建物の完成イメージを見ることができるため、設計者はもちろん、施工者、施主、それぞれの立場の人たちがイメージを共有しやすくなり、設計から建物の維持管理までさまざまなレベルでの利点があります。

ここでは、建築におけるBIM導入メリットの中でも特に施工者にとって関係する事項をご紹介します。

設計図の完成度を高める

BIMでは3次元モデルから平面図、立面図、展開図、断面図、数量表などを自動生成することができます。従来の方法ではそれぞれの図面を別個に作成していたため、図面によってあるものないものがあったり、数字がずれていたりなどのミスが生じることが多くあり、図面ごとの整合性を確認する作業にも多くの時間がかかっていました。

BIMでは、一つの3次元モデルからそれぞれの図面を切り出していくため、図面によってずれが生じることがなくなり、設計図のミスを減らすことができます。設計変更が生じる場合も、これまでは複数にわたるそれぞれの図面を個別に変更しなければならなかったため、図面によっては設計変更の反映がなされないまま施工に入ってしまうこともありました。

しかし、BIMでは設計変更の場合であっても、元となる3次元モデルを修正すればそこから生成される各図面すべてに変更を反映することができるため、設計変更時の図面修正ミスも防ぐことができます。また、着工前に3次元モデル上でさまざまなシミュレーションを行うことができるため、現場に入る前に干渉チェックや不具合の発見ができ、施工中はスムーズに作業を進行させることができるようになります。

施工側にとっての大きなメリット

従来、施工図の作成には、平面図、立面図などの複数の図面を照らし合わせながらの作業が必要であり、2次元の図面を見比べながら頭の中でそれらの情報をつなぎ合わせて3次元の建物をイメージすることも大変な作業でした。BIMでは、コンピューター内で完成した状態の建物を立体的に見ることができるので、何枚もの図面を見比べる必要もなく、さまざまな方向から建物を確認することができます。

実際の3次元モデルを目にすることで設計者の意図も理解しやすくなり、施工上の問題が予測される場合にもモデルを介して情報のやり取りができるため、設計者とのコミュニケーションも円滑化し、調整もしやすくなります。また、図面の整合性がアップし、設計変更も減少すれば、施工段階でもこれまで発生していた手戻りを減らすことができ、スケジュール通りに作業を進めやすくなります。

BIM導入のメリットはたくさん

ここでご紹介した内容以外にもBIM導入のメリットは多くあります。3次元モデルに時間軸や、人材などの管理情報も加えてシミュレーションを行うことも可能であり、科学的に分析された無駄のない工程管理を行うこともできます。

何より、図面の不整合、設計変更、手戻りが減ることは施工者にとっては最も大きなメリットだと言えるでしょう。

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