エス・ビルドが施工管理ロボットを導入、“リモート施工管理”を開始

パソコンやモバイル端末からロボット操作が可能に

株式会社エス・ビルド（以下、株式会社エス・ビルド）が、施工管理ロボット「Log Kun（ログくん）」を導入し、“リモート施工管理”を開始したと12月16日に発表している。

「Log Kun」ではパソコンやモバイル端末からロボット操作ができるため、どんな場所でも工事現場を管理することが可能。建築業界の人手不足や業務負担を改善し、1人あたりの生産性向上や移動時間の削減に寄与していく。

既に同ロボットは東京と大阪の一部工事現場において稼働を開始。合計3台ものロボットが活躍している。

音声通話や書き込みでリアルタイムに職人に指示出しも

現場状況の確認のほかにも、音声通話や書き込みによって、リアルタイムで職人に指示を出すこともできるため、現場管理者は同時進行で複数の現場確認が可能だ。

「Log Kun」の頭上にiPadを設置し、職人がiPadに書き込むとリアルタイムで反映。また、現場監督や職人のモチベーションアップのために、エス・ビルドは同ロボットに装飾を施して稼働させている。

同社は今後、「Log Kun」によって1人あたりの移動時間を最大2時間から3時間削減、管理物件数を5件ほど増加することを目指す。

（画像はプレスリリースより）

株式会社エス・ビルド プレスリリース
https://s-build.jp/news/1943

株式会社エス・ビルドのプレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000058989.html