Monozukuri Venturesがリモート施工管理システム開発のlog buildに出資

長時間労働の対策に

株式会社Monozukuri Venturesは2022年2月14日、log buildへの出資について発表した。

京都とニューヨークを拠点とするMonozukuri Venturesは、ハードテック・スタートアップ特化型VCファンドを運営し、スタートアップ企業を中心に、150以上の試作プロジェクトを支援している。

Monozukuri Venturesが出資を行ったlog buildは、2020年に設立された建設業界向けのリモート施工管理システムを開発するスタートアップだ。

労働基準法の改正により、2024年4月から時間外労働の上限規制が施行されるにあたり、建設業界における長時間労働対策となるシステム開発を支援する。

現場をVR化しオンラインで施工管理

log buildでは、Log Walk（ログウォーク） 、 Log Kun（ログくん）、Log Meet（ログミート）の3つからなるLog Systemを開発。

Log Walkを活用すること、360度カメラとスマホアプリによって建設現場がVR空間化され、現場管理のメイン業務である進捗管理・品質管理・情報管理・安全管理をリモートで実施することが可能だ。

使いやすいIUで建設現場に関わる全ての人とオンライン打ち合わせが可能なLog Meetや、独自開発のアバターロボットLog Kunを活用することで、離れた場所からも進捗確認や安全管理、品質チェックを行うことができ、現場監督が現場に行く回数を減らし、時間外労働の削減と業務効率の向上に貢献する。

（画像はプレスリリースより）

PR TIMES　株式会社Monozukuri Venturesのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000076450.html