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【国土交通省発行】港湾工事共通仕様書:設計図書の調査 ・工程表の提出

今回は、「港湾工事共通仕様書」に記載されている「設計図書の照査等」と「請負代金内訳書及び工程表の提出」の項目について解説します。
共通仕様書は、国土交通省の港湾局が発行しているもので、港湾工事に携わる者にとって非常に大切な意味を持ちます。
施工管理技士の皆さんも、今後、港湾工事に従事することもあり得ます。
この記事を通じて、港湾工事共通仕様書に関する理解を深めておきましょう。

港湾

設計図書の照査について

ここでは、港湾工事共通仕様書の「設計図書の照査等」の項目について解説します。

まず、以下の2つの条件を満たした場合、受注者に図面の原図を貸与することができるとされています。
・受注者からの要求があった場合
・監督職員が必要だと認めた場合
ただし、市販・公開されているものは、受注者が自分で用意しなくてはいけません。

そして受注者は、施工前や施工途中に、契約書第18条第1項第1号から第5号に関する設計図書の照査を行う必要があります。
そして該当する事実があれば、監督職員に資料を提出し、確認してもらわなければなりません。
この際に確認できる資料には、現場地形図や設計図との対比図、取り合い図、施工図などが含まれます。
さらに監督職員から詳細な説明や書面の要求があれば、受注者はそれにも従わなければなりません。

また受注者は、契約図書などを監督職員からの承諾を得ずに、第三者に使用させたり、伝達したりしてはならないとも規定されています。

資料

工程表の提出

「港湾工事共通仕様書」では、受注者は以下の2点を契約書第3条に従って、発注者に提出しなくてはならないとされています。
・請負代金内訳書
・工程表

1つ目の「請負代金内訳書」は、工事の落札者(受注者)が契約手続きの際に提出書類です。
書類には、実際に落札した額の概算が記されています。
請負代金内訳書は、入札参加時に入札書とともに提出する「積算内訳書」と混同されることも多いので、気をつけてください。

2つ目の「工程表」は、港湾工事の開始から完了にかけてのスケジュールを示した表のことです。
工程表を作成するときには、共通仕様書などの規定に従うことはもちろん、現場の状況や過去の事例を参考に検討し、正当性のあるものを作成しなくてはいけません。

港湾工事共通仕様書に知らされた規定を把握しよう

今回は、「港湾工事共通仕様書」の「設計図書の照査等」と「請負代金内訳書及び工程表の提出」の項目を解説しました。
少し複雑ですが、施工管理技士にとっても関わりのある規定です。
それぞれしっかりと理解しておくようにしましょう。

※出典:【国土交通省 港湾局「港湾工事共通仕様書」】
https://www.mlit.go.jp/common/001284782.pdf

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