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施工管理・工事に必要な書類の知識:工事日報の概要と目的

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公開日時 2023.02.21 最終更新日時 2023.02.21

施工管理や工事の報告書として必要になる工事日報の概要と目的、活用方法などについて解説していきます。
「予定通りに工事ができたのか」、「滞りなく施工が進んでいるのか」などの情報を把握するツールとして重要な工事日報の内容について、水道管工事を例にとって改めて確認していきましょう。


 

工事日報とは

工事日報とは、工事に携わる全ての作業員の作業内容などを記載するもので、基本は毎日作成する必要がありますが、準備工事の記事などが複数日に及んでしまうような場合は1枚にまとめて提出できます。
内容には管種口径等、出来高数量などの記載が求められます。
また、当日に施工した項目は必ず記入して、出来形請求日は累計数量を正しく記入するようにしましょう。

工事日報の記載項目

■記事に記入する項目・内容
準備工事や休工、水圧試験、施工が2日以上続く時に必要となる本復旧や舗装切断、工期変更から完了書類の提出まで多岐にわたります。その具体例は以下になります。
・材料検査の立ち合い、工事立会、変更契約、工事変更、完了書類作成、管路実測、完了書類の提出

■施工図の必要項目
水道管工事の場合、施工図には仮設配管布設から給水や本設までの配管、ガス、下水、雨水などの試掘の結果、施工箇所がわかるように立坑工、薬液注入工、推進工といった施工内容の記入が必要になります。
原則、準備工から休工までその日の全工程を記載する必要があります。水圧試験などの結果もまとめて記入しましょう。
施工図は配管から立坑工、薬液注入工、推進工など細部まで記載し、施工内容が明確になるに記録を残さないと提出書類として認めてもらえないので注意してください。

工事日報の活用方法

技術者がその日に決められた工程をしっかりと行なっていたのか確認するために、提出する工事日報ですが、逆に決められた通りに進んでいない場合はその原因究明や改善にも役立ちます。
ここで記載した事柄以外にも、工事の進捗状況によって都度記入が必要とされる内容も増えるので、記入漏れがないか各項目をチェックしながら、正しい情報を届けることが何よりも重要です。

工事日報は施工が問題なく進んでいるのか確かめられる指針となる

工事日報は予定通りに施工が進んでいるのか確かめるための書類としても扱われます。
予定通りに進んでいればそのまま計画通りに工事を続けることができ、遅れがあるのであればその後の予定を調節したり、変更したりすることができるようになります。
これらは労務管理だけでなく、労働力の過不足や納期遅れの是正にもつながるので「コスト管理」にも直結します。
記載項目や書類の数も多くなりますが、施行管理者であれば現場の状況を正しく把握しつつ、利益を生み出す工事を実現するために正しく日報を管理できるスキルを身につけましょう。


 

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