耐震シェルターって何?コスト面や工事期間のメリットも大きいシェルターの魅力に迫る!
地震大国とも呼ばれている日本では、家を建てる時や修理の際には家屋の耐震補強は、今や命を守る上で必須の対策となっています。
しかし、耐震補強は家の一部分だけではなく家を全体的に改修する必要があるのがコストや時間面でネックですよね。
そこでオススメなのが「耐震シェルター」という、部分的に地震から家を守る方法があります。
ここでは、知られざる耐震シェルターの特徴や気になるメリットなどを詳しくご紹介します!
耐震シェルターって何?その特徴と違い
耐震シェルターとは「地震などの自然災害から身を守ってくれるスペースを作るもの」のことです。
日本は今後30年に70%の確率で大きな地震が起こるとも言われている地震大国です。
その為、普段から備蓄だけではなくいざという時に命を守ってくれる空間を確保することは大切です。
耐震シェルターには主に「ベッド型シェルター」と「部屋型耐震シェルター」の2種類あります。
ベッド型シェルターは、そのままベッドのような形になっているシェルターのことです。
最近では介護用など、幅広い年齢層に適したシェルターが多くなってきています。
工事は2時間程度で完了することも特徴です。
部屋型耐震シェルターは、部屋に部材を組み込んで部屋ごと耐震補強をするシェルターになります。
部屋にもよりますが、工事には遅くて約20日間で完了することが特徴です。
耐震シェルターを使う3つのメリット
耐震シェルターには主に次の3つのメリットがあると言われています。
1. 在宅工事で済むのでコスト面が抑えられる
まず耐震シェルターでの一番のメリットは「通常の耐震工事費用よりもコストが安価」なことです。
通常の耐震工事を業者に依頼するとなると「耐震診断(約10万円)+耐震工事(約100万円)」というように、診断だけでも10万円以上かかってくるのでかなりの出費になりますよね。
それに比べて耐震シェルターの工事は20万円~40万円ほどのコストで工事することができ、経済的です。
また、一時的に引っ越さなければならない耐震工事に比べて耐震シェルターは在宅で通常の生活を送りながらでも工事を続行することができるので嬉しいですよね。
2. 耐震工事と比較して工事期間が短い
次に、耐震シェルターは「工事期間が1~2週間以内で完成する」と比較的早いこともメリットの一つです。
通常の耐震工事では1ヶ月~半年くらいかかるものもあるので、それと比べるとかなり短いことが特徴です。
3. 地盤液状化も守ってくれるタイプもあること
耐震シェルターが守ってくれるのは地震だけではありません!
なんと「土砂災害時の地盤液状化」の際も守ってくれるタイプのものがあります。
地震と土砂の両方の災害から守ってくれるので一石二鳥の頼れる工事とも言えますね。
耐震工事は全体だけではなく部分的に行うことも大切!
いかがでしょうか?家屋にいても命を守ってくれる耐震補強はシェルターなど部分的に行うだけでも高い効果が期待できます。
耐震について考えたい!と思う人はぜひコストも抑えられるシェルターから参考にしてみてはいかがでしょうか?
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