軽量アルミ製の止水板「WaterShutter」、実際の大雨による効果を実証

止水効果を動画で公開

中部美化企業株式会社は、軽量アルミ製の止水板「WaterShutter」を開発・販売している。2022年8月22日、実際の大雨による止水効果を従業員が撮影し、動画として公開した。

雨水の浸入をシャットダウン

2022年7月19日、全国で大雨が発生し地域によって大きな被害をもたらした。今回動画にされた現場は滋賀県大津市で、某企業が設置した「WaterShutter」の様子を撮影したものだ。

道路側の溝には雨水が溢れ建物側に押し寄せ、水深約35センチメートルとなっていたが、同製品を約50センチメートルの高さに設置していたことにより、建物への雨水侵入を防ぐことができた。

軽量で誰でも簡単に設置できる

「WaterShutter」は、中空構造のアルミパネルを採用し軽量化を実現。1枚の高さは約16センチメートルで、好きな高さに積み上げながら取り付けるだけで誰でも簡単に設置が可能だ。止水板の高さ約50センチメートルの設置も10分程度で取り付けることができる。

企業だけでなくマンションや工場、開口幅が10メートルを超える出入り口、地下など支障物により設置が難しい場所でも、高い防水性を維持しながら柔軟に対応する。

近年、ゲリラ豪雨、台風による被害を受けるケースが増えており、企業の資産と収益維持を目的とした防災の取り組みとしてBCP対策が促されている。同社でも今回の動画によって、防災の重要性を訴求していくとしている。

（画像はプレスリリースより）

中部美化企業株式会社のプレスリリース（PRTIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000053268.html

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