作業現場を可視化するウェアラブルカメラ、大規模修繕工事に活用

「Safie Pocket2」大和ライフネクストが導入

セーフィー株式会社は、同社が開発したウェアラブルカメラ「Safie Pocket2（セーフィーポケットツー）」について、大和ライフネクスト株式会社が管理を受託するマンションの工事監理業務に導入することになったと2022年7月4日に報告した。

小型カメラと通信機能つき

「Safie Pocket2」は、バッテリーと通信機器を内蔵した小型カメラで、身体などに装着し電源を入れるだけで現場の映像を撮影、その映像を工事監理担当者がPCやスマートフォンで確認しながら、リアルタイムで通話することも可能だ。

作業をした映像・会話ともに自動で録画される仕組みになっているため、作業の振り返りはもちろん、別のプロジェクトへの活用や社員教育などに役立てることができる。

人材確保・品質維持・経費削減を実現

マンション管理業務は、大規模修繕の際に施工会社の作業品質・仕上がり・工程チェック、確認などを行うものだが、これまで専門性の高い工事管理担当者を現場に向かわせ、進捗確認や検査業務を行っていた。

その業務を今回の製品導入でリモート化し、週1回のチェックや検査を2週間に1回に変更。担当者の移動時間や交通費を削減し、修繕工事以外の経費増額を抑えることができる。

またゴンドラを使用する特別仕様の工事で高い技術力を求められる現場であったが、リモートによって専門性の高い人材を確保することが可能。スムーズな検査と品質維持、足場作業減少によるリスク低減などにもつながっている。

（画像はプレスリリースより）

セーフィー株式会社のプレスリリース
https://safie.co.jp/news/

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