建設現場の産業廃棄物運搬からCO2排出量を算出する「産廃CO2サービス」

産廃CO2サービス、6月リリース

株式会社リバスタは、建設現場から発生する産業廃棄物の運搬に関わるCO2排出量が算定できる「産廃CO2サービス」を2022年6月1日より提供する。

産廃管理票から自動算定

同社は、産業廃棄物管理業務を支援するマニフェストサービスシステム「e-reverse.com」を運営している。新サービスは、産業廃棄物の輸送に関わる排出量について「e-reverse.com」に入力した情報から自動算定するものだ。

廃棄物処理が適切に行われたどうかを確認するために作成するマニフェスト（管理票）から、同一の運搬車データをグループに分け、1輸送ごとに算出している。現場ごとの詳細管理も行える。

CO2排出量を把握して環境に配慮

算出されたデータは、日本建設業連合会の帳票、環境・社会・ガバナンスを考慮したESG経営の概念、持続可能な開発目標・SDGsの経営指標に活用できる。

建設業界では、産業廃棄物の収集・運搬で排出されるCO2排出に対する対策が求められていたが、正確な情報把握にはサプライチェーンからの情報収集が必要であり課題となっていた。

そこで同社は、昨年より同社のシステムを活用したデータ集計を20社から実施。数値の正確性など実証を経て今回のリリースとなった。

（画像はプレスリリースより）

株式会社リバスタのプレスリリース（PRTIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000025005.html

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