令和3年12月分の建設工事出来高4兆7,806億円

国内の建設活動を把握

国土交通省は2022年2月17日、令和3年12月分の『建設総合統計』政府統計の総合窓口「e-Stat」にて明らかにした。

建設総合統計は国内の建設活動を出来高ベースで把握することを目的としており、月ごとの建設工事出来高として推計したものだ。

この統計では、建築着工統計調査及び建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額を、着工ベースの金額としてとらえ、工事の進捗に合わせた月次の出来高に展開している。

前年同月比2.9%減

令和3年12月分の統計結果では、出来高総計は4兆7,806億円で前年同月比2.9%減。

このうち民間の出来高総計が2兆7,163億円で前年同月比6.6%増で、公共は2兆643億円で前年同月比13.1%減だった。

統計内では令和2年度（2020年度）より平成23年度（2011年度）以降の公表値について遡及改定を行っており、令和3年度（2021年度）以降、毎年4月分の公表時には、前年度から3カ年分に遡及改定がかかるため注意が必要だ。

（画像は国土交通省ホームページより）

国土交通省　建設総合統計（令和3年12月分）
https://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_001035.html