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公開日時 2018.08.30
最終更新日時 2022.04.06

現場監督の悪習慣を改善。問題点と解決策について

現場監督は決められた期間内に工事を終わらせなければいけません。また、施主や職人、職員、近隣住民など様々な人と関わる場面も非常に多いです。
予定通りに工事が進まないことにより施主に説明したり、職人と今後の工事の流れを相談したりと対応に追われる場面もあるでしょう。
真面目で責任感の強い現場監督ほどストレスがどんどん溜まっていく可能性があります。
この記事では現場監督の悪習慣とそれについての解決策を紹介していきます。

つらくても我慢してしまう

ある程度の我慢は必要かもしれませんが、一定レベルを超えた我慢は大きなストレスの元凶です。
特に男性は幼少の頃から「男のくせに泣くな」「男なら我慢しろ」などと何かと我慢を強制させられて育てられた方も多いのではないでしょうか。それにより辛いことを我慢してストレスを溜め込みやすい傾向があります。
「現場監督は責任者なのだから、このくらい我慢しよう」
「現場監督の仕事は辛いのが当たり前だから、我慢して仕事を続けよう」
「自分が我慢すれば丸く収まる」
などと考えて日常的に我慢している人は、危険です。
我慢しているということは何らかの問題があるということですが、問題の手っ取り早い対応策として我慢を選択しているだけということが多いのです。
しかし我慢は対応策ではあっても解決策ではありません。
周囲に相談して解決できればいいのですが、我慢する人は往々にして相談相手がいないことがあるか、相談すること自体を我慢してしまいます。
我慢は美徳ではなく悪い習慣だと覚えて、必ず周りの社員に相談するなどしましょう。

自分がやれば解決するから…と仕事を溜めこむ

責任感が強く、周りに頼るのが苦手な方は仕事を断れない、仕事から逃げ出せない傾向があります。
例えば自分の業務で精一杯なのに他の人ができないと断った仕事が回ってきたとします。「自分がやれば問題はなくなる」「自分がやればみんなが助かる」などと考えて仕事を引き受けたとします。これは自己犠牲の美談のようですが実際には悪しき習慣です。
これが続くと自分の業務も終わっていないのにも関わらず「あいつは仕事を断らない」と次々に無茶な仕事が回されます。
仕事は溜め込まず、できないことはできないと断る勇気も必要です。

SOSは大事

仕事に追われすぎると余裕がなくなってくるものです。そういう時は、我慢せずに無理なものは無理と周りにSOSを出しましょう。
周りが聞く耳を持たない場合は、労働問題に詳しい弁護士や労働基準監督署などに相談するなどの方法を検討してみるのも一つの手です。
自分の心身を大切にしましょう。

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