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公開日時 2018.11.12
最終更新日時 2022.04.06

建築仕事内容とは?土木との違いを解説

建築と土木は、建設業の2トップのような存在です。両方ともインフラ(産業や生活の基盤)の代表格です。
若い人のなかには、建設の道に進むことは決めたものの、建築にするか土木にするかで悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
悩みの解決につながるような、建築と土木の違いの話をします。

建設、建築、土木の関係

建設と建築と土木の関係について混乱している人もいるので、簡単にこの3つの関係を解説します。
建設だけが上位概念で、建築と土木が下位の概念です。概念図で示すとこうなります。

建設
建築 土木

建築も建設、土木も建設、ということになります。

自然を変える土木、変えたところに家を建てる建築

建築は、一戸建て住宅やマンションやビルなどの建物をつくる仕事です。
土木でつくるのは、道路、ダム、トンネル、農地、宅地、埋め立て地などです。

土木はとてつもない大きな力で自然を変形させ、人が使いやすいようにします。例えば道路をつくることで国土が使いやすくなります。
一方の建築は、土木が改造した自然のうえに建物を建てます。

土木に進もうか建築に進もうか迷っている人は、まずは、自分は「基礎的なものをつくりたいのか」、それとも「作品的なものをつくりたいのか」を考えてみてはいかがでしょうか。

建築の魅力:土木よりスタイリッシュ

建築の仕事の魅力は、派手で華やかな部分があるところでしょう。
安藤忠雄氏や隈研吾氏といった建築家は名前も知られていますし、テレビにも頻繁に登場します。しかしダムをつくった人や埋め立て地を造成した人の名前はほとんど知られていません。
そのため、「建築=華やか」、「土木=地味」という印象はどうしてもついて回ります。

土木の魅力:「地図に載る」どころか「地図を変える」仕事

「地図に載る仕事」という言葉はとても魅力的です。例えば東京スカイツリーを建てれば、グーグルマップに載ります。これは建築の仕事です。
では土木は何をするかというと、「地図を変える仕事」をしています。
例えば洪水と氾濫を繰り返す川があったら、土木工事で蛇行している川を真っすぐにすることができます。当然地図を書き直さなければなりません。
山のなかに道路を通しても、地図は書き換わります。

建築の欠点:現実は厳しい

建築の欠点は、誰もが安藤忠雄氏になれるわけではない、ということです。例えば「安藤氏のような斬新な建物をつくりたい」という情熱で建築の世界に飛び込んだものの、賃貸アパートの設計しかやらせてもらえない、ということも十分あり得ます。なぜなら華やかな世界は才能のある人を多数引き寄せるので、競争が激しくなるからです。

土木の欠点:地味

土木の欠点は地味なところでしょう。土木工事でつくったもののなかにもデザイン性に優れたものは多数ありますが、しかし土木の最優先事項は機能です。むしろ人々に知られない仕事のほうが、価値が高い場合があります。
そして土木は自然の形を大きく変えてしまうので、ときに「自然を壊している」と非難されてしまいます。

まとめ

建築か土木かの選択はとても重要です。「性格的にこっちが合う」といった決め方のほうが、理屈で考えるよりいいかもしれません。
ただ、どちらもやりがいも楽しさも奥深さも十分ある分野なので、とにかく「建築か土木か」というところまで来られたことは良かったのではないでしょうか。

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