会社のタイプ別!現場監督に求める能力、性格の特徴!
一口に現場監督と言えっても、求められる能力や性格は会社によって様々です。
ある会社では歓迎される能力や性格でも、別の会社ではそうでないというケースもよく見られます。
そこでこの記事では、業種をハウスメーカー系に絞ったうえで、各会社が現場監督に求める能力や性格を列挙していきます。
これから会社に勤める人だけでなく、既に会社に勤めている人にとっても参考になるかもしれないので、目を通していただければと思います。
この記事でわかること »
大手企業が求めている能力や性格
まずは大手企業が現場監督に求める資質をご紹介します。
建売系大手
年に何百棟も手がける会社がこれにあたります。
下請けがしっかりしておりトラブルが少ない傾向があるので、短期間で早く確実に仕事を終わらせる能力が求められます。
また、複数の案件を同時に進行するので、マルチタスクをこなす能力も大切です。
性格的な面では、下請けを急かす必要がある場面が出てくる関係上、ある程度はっきりものが言えるタイプが望ましいようです。
木造系大手
木造系大手は各工法に対するマニュアルがしっかりと用意されているので、それらを的確に読み解き、理解し、自分のものにできる能力が必要です。
このため、与えられた教育内容やマニュアル読解をコツコツこなせる真面目な性格の人が特に向いています。
また、こちらも下請けがしっかりしていることが多いので、吸収した知識を下地にして堂々と下請けとやり取りできる性格の方が向いています。
中小企業が求めている能力や性格
続いて中小企業について見ていきましょう。
建売系
様々な下請け会社を使うことになるので、下請けが抱える問題点を的確に見抜いて対処できる能力が必要になってきます。
また、下請けに問題がある場合は品質のチェックを入念にしなければならないので、不具合を見つけ出す能力と知識も必須です。
人を見る目と現場を見る目を備え、いざというときに臨機応変に対応できる性格だと評価が高いです。
注文建築系
現場監督によって建物の質が大きく変わるので、下請けを上手に使う能力がマストとなります。
下請けとのコミュニケーション能力に長けていることが望ましいです。
また、下請けとの距離が近くなる傾向があるので、ビジネスライクに接するだけでは硬い印象を持たれてしまうかもしれません。
どちらかと言うと人から好かれやすい性格の方が、仕事がうまくいきやすい傾向があります。
能力だけでなく、性格も大事!
仕事のために能力を高めることは大切ですが、建設業界においては性格も重要の要素です。
多くの人が協力して建設物を作成する業界なので、能力だけでなく性格による向き・不向きもよく考えて仕事にあたるといいかもしれません。
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