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GENBA★WALKERその12

【鉄骨造の躯体工事】
今回は鉄骨工事の3回目として、ボルトの仮締めと本締めについて説明致します。
鉄骨造は鉄筋コンクリート造の様な剛接合(柱と梁が一体化)とは異なり、柱と梁をボルトで締め付けるピン接合に分類されます。ボルトの締め付け工事は締め付ける際の強さ等、細かく指定されておりとても重要な工程となります。

1.仮締め
鉄骨造のボルト締め付け工事は、仮締めから本締めへと工程を踏みます。
仮締めとは、本締めまでの一時的な締め付けの事を言います。仮締めボルトで鉄骨の摩擦面を密着させます。

2.本締め
高力ボルトの受入検査と保管について
本締めは、引張強度が高い、高力ボルト(ハイテンションボルト)を使用し、高力ボルト接合と言います。高力ボルトの受入検査は設計仕様に基づき、種類、等級、径、長さなどを確認します。
高力ボルトの保管は、雨やほこりが付くとトルク係数値※が変化し、本来の接合力が出なくなります。倉庫で保管するか、台の上において(直接地面に置かない)シートで覆って保管してください。翌日に引き続き使用する際でも、1日の作業の終わりにはシートを被せる処置を取り、鉄骨や足場に放置してはいけません。

◆トルクとは◆
トルクとは、物体を回転させる為の力の事で、ボルト等を締め付けたり緩めたりするときのスパナ等を回す力の事でネジを締めるときは締め付けトルクともいいます。トルク係数値とは、締め付けようとするボルトの座面やねじ面の抵抗を示す数値です。


今回の講師は・・・
夢真ホールディングス 人材開発部 田村 憲章 課長代理

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