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公開日時 2020.08.22
最終更新日時 2022.04.05

【施工管理技士なら知っておきたいショベルのあれこれ】ショベルの種類とそれぞれのメリット

物をすくったり、掘ったり、混ぜたり、何をするにでも便利なショベルですが、みなさんショベルについてどれくらいご存知ですか。
工事現場でもショベルを使うシーンは多く、施工管理技士の皆さんにはショベルに関する最低限の知識は身につけておいてほしいところです。
そこでこの記事では、ショベルの種類やそれぞれのメリットについて紹介していきます。

ショベルの種類とその用途


ショベルと勘違いされやすい道具の中にスコップがありますが、スコップとショベルの違いは、足踏みがあるかないかということです。
スコップに比べて、ショベルの方が足を使って力を入れることができるため、より力を効率的に利用することができます。

続いて、代表的な5種類のショベルとその特徴や用途を解説します。
①アルミショベル
アルミニウムでできているショベルになります。アルミニウムは軽量で加工しやすい材料の上、腐食にも強いため、屋外作業や海の近くでの作業に向いています。また軽量なため持ち運びが容易で、高いところでの施工でもよく利用されます。

②ステンレスショベル
スチールの強度をさらに上げるために、ニッケル・クロム・モリブデンなどを混ぜたのが合金鋼という一般的にはステンレスと呼ばれる金属になります。ステンレス製のショベルは、クロムの働きによって鉄製のショベルよりも錆びにくいため長持ちすることが特徴です。また、高温・低温の環境でも大丈夫であり、汚れが落ちやすいという特徴もあります。

③ホーム型ショベル
家庭での利用を主な目的として、他のショベルよりも小さく作られているのが特徴です。家庭園芸などで主に利用されるため、建設工事の現場ではあまり利用する機会はないでしょう。

④石炭型スコップ
他のショベルがすくう・掘る・混ぜるといった作業を万能にこなせるのに対して、石炭型スコップは、物をすくうことに特化しているショベルです。他のショベルに比べて金属部分が広くなっており、石炭や砂利などをすくうことが多い工事現場では大活躍すること間違いなしです。

⑤練りスコ
石炭型スコップのように、何かに特化したショベルには練りスコがあります。練りスコは混ぜることに特化したショベルになっています。他のショベルと比べてもひと回り小さく、小回りが効きやすいのが特徴です。コンクリートやモルタルを練り混ぜる時に主に利用します。

ショベルの種類を覚えよう

一口にショベルと言っても様々な種類があること、そしてそれぞれのショベルに得意不得意があることをご紹介いたしました。
施工現場の特徴や、そこで行う作業に応じてショベルの種類を使い分けることができると施工管理技士として一歩ステップアップできそうですね。

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