施工管理者は知ってて当然?建設に関する用語:た行編
建設現場でのコミュニケーションには、工法や建材の名称、専門用語が欠かせません。
技術者たちに指示を出すことも多い施工管理者としては、そうした用語は当然覚えておかなければなりません。
今回は、施工管理者なら知ってて当然の「た行」で始まる建設用語を解説するので、覚え漏らしがないかチェックしていきましょう。
この記事でわかること »
建設業界の用語:た行
「た行」で始まる建設業界の用語の読み方と意味を表にまとめました。
順番に確認していきましょう
【材料】
ダイヤフラム | 柱と梁の接合部の応力伝達を担い、仕口の剛性を高めるための鋼板のことです |
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建具 | 窓や出入り口の開閉部(扉や戸、障子など)のことを指します |
束 | 母屋や大引を支える部材のことです |
陶器瓦 | 瓦の形の粘土に釉薬をかけて焼き上げたもので、粘土瓦の一種です |
胴差し | 床で床梁と管柱を受けるための横架材のことです。木造住宅の二階以上に設置されます |
胴縁 | 合板、ボードなどを張る際に用いる壁の下地部材のことです |
土台 | 木造の最下部に据える建材のことです |
【数値関連】
建端 | 建造物の高さのことです |
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地耐力 | 地盤沈下や荷重に対する地盤の耐性の指標です |
坪 | 地や部屋の面積を表すときに用いる単位です。「1坪=3.3平方メートル」 |
【部位など】
耐力壁 | 水平力や垂直力に対抗することができる建築物の壁のことを指します |
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DENスペース | 居室にできない小さな部屋のことです。電源コンセントを配して書斎などに使われます |
独立基礎 | 柱の位置に単独で設置される基礎のことです |
【工事関連】
建前 | 木造建築の柱や梁などの骨格部分を組み上げることを指します。また、その際に同名の式典を行うこともあります |
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ツーバイフォー工法 | 「2インチ×4インチ」の材料を基準に、いくつかの種類の大きさを組み合わせで骨組みを作る工法のことです。北米生まれの工法で、日本では「枠組壁工法」とも呼ばれています |
継手 | 機械部品をつなぎ合わせるもののことを指します |
定着 | 鉄筋が抜けるのを防ぐためにコンクリートに固定することを指します |
【その他】
耐火等級 | 住宅がどの程度の耐火性能を有しているかを示す等級のことです |
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耐震診断 | 地震に対してどれくらいの被害を受けるかによって、建造物の耐震性を判定することです |
デザイナーズ住宅 | 設計により付加価値が与えられたデザインが優れた住宅のことです |
鳶 | 高所での部材の組み立てなどを行う技能工のことを指します |
略語や専門用語の意味を覚えて、コミュニケーションを円滑にしよう
今回は、「た行」で始まる建設用語の読み方と意味を解説しました。
建設現場で共に働く職人たちとの会話では、こうした用語が飛び交うことも珍しくありません。
施工管理者としてはここで紹介した用語はしっかり押さえて、現場でのコミュニケーションに活かしましょう。
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