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建設業界のテレワーク状況
公開日時 2022.04.01
最終更新日時 2022.04.01

【施工管理の採用担当者監修】CADオペレーターへの転職のポイント7個!転職エージェントを使うメリット3つ

CADオペレーターはどんな仕事


CADオペレーターとは、パソコンを使って製図を行う職業のことです。

コンピューター上に直線や円、四角形や多角形を描き平面や立体的な設計図を作成していきます。業務内容は1からの製図だけではなく、製図の手直しや図面のトレース、図面の注釈記入や監修作業など多岐にわたります。

またこの仕事は建築業をはじめ、製造業やCG産業、アパレル業界など様々な分野で必要とされています。よってこの仕事に従事する際には、ある程度所属したい業界をしぼりその分野の基礎知識をつけておくことが必要です。

CADオペレーターの主な雇用形態

CADオペレーターの主な雇用形態には、以下の4つがあります。

・正社員として働く
正社員として直接会社と契約を結ぶのが、この雇用形態です。原則としてフルタイムで勤務し、図面の作成や設計、事務などをこなすことになります。

・パートやアルバイトとして働く
直接会社と契約を結ぶのは正社員と同じですが、パートやアルバイトとして働く場合は雇用時間や勤務日数は少なくなる傾向があります。業務についても図面のトレースや設計の補助など、簡易的なものとなる傾向が強いようです。

・派遣社員として働く
派遣会社と契約を結び、勤務先へ向かって仕事をするのがこの雇用形態です。設計者として責任のある仕事をすることはあまりなく、補助を行う業務につくことがほとんどになります。

・在宅フリーランスとして働く
CADオペレーターには、仕事を請け負う在宅フリーランスとして働くという雇用形態もあります。高いCADスキルを有する方なら個人事業主として働くということも可能ですが、やや敷居が高く、ある程度経験を積んだ熟練者向けの雇用形態です。

CADオペレーターへの転職のポイント7個


CADオペレーターは様々な現場での活躍機会があるため、現場ごとに必要なスキルや行う仕事内容が大きく異なる仕事です。

そのため転職の目的やどの分野で仕事をするのかを考えておくのはもちろんのこと、面接対策や書類の作成などもしっかりと計画的に行う必要が出てきます。

ここではCADオペレーターへ転職する際におさえておきたいポイントを7つ紹介しています。必須の資格などについても解説しているので、これからCADオペレーターになろうと考えている方はぜひご覧ください。

1:転職目的・条件を明確にする

CADオペレーターは建築業だけでなく製造業やアパレル業界、CG産業でも必要とされています。そのため分野によって求められる知識が違う上に、CAD設計についても2Dと3Dのどちらがその現場で必要なのかをきちんと把握しておく必要が出てきます。

様々な業界で活躍できる職業であるため、転職の際には目的や条件を明確にしておくとよいでしょう。

しっかりと綿密に「なぜここに就職したいのか」「自分のスキルに合った雇用条件を出しているか」を確認しておくと、良い会社に巡り会いやすくなります。

2:CADオペレーターに必要なスキル・資格を修得する

CADオペレーターに転職するためには、以下のような資格を習得しておくと効果的です。

資格取得は必須ではありませんが、CADスキルを有していることの証明になります。転職までに期間がある場合は、ぜひ取得しておきましょう。

・CAD利用技術者(2D・3D各種)
・Vectorworks操作技能認定
・建築CAD検定
・オートデスク認定資格プログラム

なお、CADオペレーターには製図スキルだけではなく、事務能力も必要とされることが多々あります。この職種に転職することを考えている方は、CADスキルだけでなく事務のスキルも身に付けておくと採用率が上がることでしょう。

3:転職目的に合う志望先を探す

転職の目的に合った志望先を探すことも、転職における採用率を上げるためには重要です。

転職目的とぴったり合った会社を選べば、履歴書に書く志望目的も明確になるため書類選考や面接にも通過しやすくなります。

自分がどのような業界で働きたいのか、どの程度の給与をもらいたいのか、勤務時間はどのくらいの長さが良いのかなど、転職目的を的確にした上で志望先を探すのがベストです。

4:口コミやブログで実際の評判を確認する

口コミやブログで転職先企業の評判を事前に確認しておくことも、CADオペレーターの転職には大切です。

求人票には書かれていない労働環境の特徴や社風、従業員同士の関係性などを知ることができるので積極的に利用してみましょう。また、企業口コミサイトより信憑性はやや薄くなりますが、ブログなどを閲覧してみるのもおすすめです。

5:転職書類の作成・面接対策をする

CADオペレーターに転職する際には、面接対策や必要な書類の作成をしっかりしておきましょう。以下のことを意識して書類や面接対策を行うと、CADオペレーターへの転職は実現しやすくなります。

・志望動機やアピールポイントは希望する業種に合っているか
・過去の実務経験やスキル、持っている資格は志望先のニーズを満たしているか
・実績やCADソフトの使用スピードには、具体的な数字(何分で製作したのか)を書いているか
・CADオペレーター未経験者の場合、自分の性格がCAD向きであることをアピールできているか
・仕事への意欲を説得力ある理由で十分にアピールできているか

6:退職の準備もしておく

自分が望むタイミングできちんと転職できるように、いま所属している会社からの退職準備も同時に進めておきましょう。突然の退職は会社の迷惑になるだけでなく、現場で人手が足りていない場合には受理されない可能性も十分にあり得ます。

せっかくCADオペレーターに就職が決まったとしても、現在所属する会社から勤務開始日までにきちんと退職できなくては就職を断られてしまいます。

少なくとも2ヶ月前には現在所属する会社に退職の意思を伝え、1ヵ月前には退職届を出しておきしょう。

7:転職エージェントを活用するのも有効

「自分一人で上手く転職できるか心配…」という方は、転職エージェントを活用するのもおすすめです。

転職エージェントとは、専門知識を持ったキャリアアドバイザーが転職のサポートを親身になって担当してくれるサービスのことです。

求人の動向や面接・書類政策のノウハウを持った専門のアドバイザーが転職の成功を支援してくれるので、ひとりで面接を受ける時よりも転職に成功しやすくなります。

CADオペレーターへの転職に転職エージェントを使うメリット3個


転職エージェントは他の建設業界からCADオペレーターへ転職する人を支援してくれる、頼もしい存在です。

ここではCADオペレーターへの転職希望者が転職エージェントを利用するメリットを3個紹介していきます。

転職エージェントは「自分にあった求人探しの手伝い」「応募書類や面接のサポート」「転職条件の交渉代行」などを請け負ってくれます。ひとりでの転職に自信がない方や、転職を楽に進めたい方はぜひ利用してみましょう。

1:希望に合う求人を紹介してくれる

ひとりで転職先を探していると、どの求人が自分に合っているのか分からないと迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

転職エージェントを利用すれば、転職のプロがあなたの希望にぴったり合った求人を紹介してくれます。

その求人の多くは非公開であり、公開求人よりも時給が高かったり、新規プロジェクト立ち上げなどを任される重要なポジションの募集だったりします。

2:応募書類作成や面接対策をサポートしてくれる

新たな分野の仕事に転職する時には、応募書類の書き方や面接の対策をどうしたらよいのか迷ってしまいがちです。

転職エージェントに依頼をすると、書類の作成や面接対策の方法を的確にアドバイスしてくれます。

就職したい企業に合わせた模擬面接なども行ってくれるほか、エージェントによっては推薦状を発行してくれることもあります。

3:転職条件などの交渉・調整を代行してもらえる

転職サポートのプロである転職エージェントに依頼すれば、転職条件の交渉や調整を代行してもらうことも可能になります。

ひとりで転職に臨むと、転職条件の交渉や調整は転職先に持ちかけにくくなってしまいがちです。給与の面や労働時間について「ここがクリアになれば…」と思う箇所をエージェントに打ち明けると、代わりに志望する会社に打診を行って改善をはかってくれます。

転職エージェントを活用してCADオペレーターへの転職を成功させよう


CADオペレーターは地道な仕事ですが、建築業界やその他の分野で活躍が期待できる、近年注目を集めている職業です。勉強する意欲とモノづくりへの熱意を持って仕事をし、様々な資格やスキルを習得しキャリアを積めば、給与やキャリアの向上を狙うこともできます。

CADオペレーターへの転職を考えている方は、この記事を参考にして転職を成功させましょう。

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