ダイナミックマップ基盤×NTTデータ、デジタルツイン構築の調査研究事業に採択

2社のコンソーシアム

ダイナミックマップ基盤株式会社と株式会社NTTデータは、デジタル庁から「デジタルツイン構築に関する調査研究」を受託したことを2022年8月26日に発表した。

コンソーシアムとして具体的な実証を行いながら、デジタルツインの仕様や整備の開発に関する調査を行う。

政府の取り組み事業として採択

両社は、自動運転やドローンの活用による高度なモビリティ運航を実現するためのデジタルインフラの整備を進めている政府の取り組みに対し、デジタルツインデジタル空間の実装に向け仕様の検討や整備手法などを調査する事業者として採択された。

調査には、独立行政法人情報処理推進機構のデータとデジタル技術を融合する取り組み「デジタルアーキテクチャ・デザインセンター」が設計する「空間ID」と、3D空間情報基盤システムを活用する。

具体的には、サイバー空間での大規模なデータ処理を活用して災害時の計画支援、ヒト・モノが混在する都市空間での移動・輸送支援、空間IDと建設BIMなどを連携させた産業・生活基盤の構築、そして地下埋設物の可視化などについて実証を行っていく。

また事業とは個別に、実証に必要な空間検索・分析を行う実証用基盤システムを設計・開発する予定だ。

（画像はプレスリリースより）

ダイナミックマップ基盤株式会社のプレスリリース
https://www.dynamic-maps.co.jp/news/index.html

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