ラスチックひび割れを防ぐコンクリート仕上げ助剤「サーフェスエイド」発売

高強度コンクリートの仕上げに

株式会社エービーシー商会は、コンクリート仕上げ助剤「サーフェスエイド」の発売を2022年8月2日より開始した。高強度コンクリートの乾燥によるプラスチックひび割れを防ぐ効果がある。

完全無機物で乾燥からコンクリートを守る

「サーフェスエイド」は、高強度コンクリートの表面に撒くことで、乾燥によるプラスチックひび割れなどのリスクを低減するというものだ。成分はコンクリート同様に無機物で、表面に残留物も残さずなめらかに仕上げる。

ほかの仕上げ材と組み合わせても問題なく接着できること、コテ滑りもよく施工性にも優れているのが特徴だ。

デメリットを補い施設を補強

高強度コンクリートは、セメント量が多く水分が少ないという特徴により、緻密で耐久性に優れているメリットがある一方、硬化時に乾燥すると水分の量が少ないためひび割れが発生しやすいというデメリットがある。

近年は大型物流施設や倉庫などで多用されている高強度コンクリートだが、一般のコンクリートであっても、面積の大きな屋外施設などでは加水しても高強度コンクリートと同様の現象が発生していたことが課題となっていた。

そこで同社は、打設補助、仕上げ補助として活用できる今回の製品を開発。製品は3年以内で5,000万円の売上を目標としており、大型施設の床づくりに積極的な提案していくとしている。

（画像はプレスリリースより）

株式会社エービーシー商会のプレスリリース
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