リバスタ・芝浦工業大学・建設業振興基金、建設業界を活性化する企画を立案

建設技能者向けポイント付与実証実験

株式会社リバスタと芝浦工業大学は、一般財団法人建設業振興基金の協力のもと「建設技能者向けポイント付与実証実験」の規格について2022年7月14日に発表した。技術者の意欲向上と現場の活性化を目指すものだ。

技能者の意欲向上と現場の活性を

同企画は、技能者が就業履歴となる建設キャリアアップシステム（CCUS）への登録、安全講習会や清掃会への参加など、元請会社が推進する活動に対してポイントを付与するというもの。そのポイントを利用してスマホアプリから商品を購入できる仕組みをつくる。

ポイント付与によって技能者の意欲向上や業務効率化につなげるとともに、その人材を雇用している施工会社が、最終的に元請会社からどのように評価されるかについても検証していく予定だ。

建設業界の課題に取り組む

同社は、建設現場施工管理サービス「Buildee（ビルディー）」を提供し業務効率化をサポート。その中で技能者の高齢化と働き手の減少、継承などの問題に取り組んでいる。

一方芝浦工業大学建築学部建築学科の蟹澤宏剛教授は、技能者の社会保険未加入問題、技能者の適性評価や待遇改善を提言している。

そこで同社と芝浦工業大学は、それぞれの問題に取り組むことに合意し今回の企画を立案。建設業振興基金の協力を得て元請会社への打診やシステムの構築、ルールなどを策定し、2023年早期に本格的な実証実験とポイント付与を開始する予定だ。

（画像は株式会社リバスタの公式ホームページより）

株式会社リバスタのプレスリリース（PRTIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000025005.html

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