三井不動産、大規模修繕工事の長周期化の取り組みを公開
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業界初、屋内漏水18年保証を実施
三井不動産レジデンシャル株式会社は、大規模修繕工事の長周期化を図り分譲マンションの高耐久部資材を採用するほか、業界で初となる屋上・外壁からの屋内漏水18年保証を開始すると2022年5月10日に発表した。
高耐久部資材活用3点セット
高耐久部資材として使用されるのは、外壁タイルに「有機系接着剤張り工法」だ。伸縮性があり壁面にかかる応力も低減することから、一般的なモルタル張りと比較してもはく離などのリスクが低いと考えられる。
また、屋上アスファルト防水に「高反射塗料」を使用。太陽光が反射されることで防水層の劣化を防ぐと同時に、屋内への放熱を軽減する。そして外壁には耐用年数20~25年程度の外壁シーリング材を採用している。
長周期化による負担軽減
同社では、新築時の屋上および外壁から屋内への漏水保証を、現行の10年から18年に延長。2022年3月に埼玉県で着工した「パークホームズ志木コンフォートテラス」で業界初の試みとして採用している。
マンションの大規模修繕工事の長周期化を図ることで、マンション管理組合や入居者の負担を軽減するほか、廃材処理や運搬などに使用される機材や車両の数が減少しCO2削減効果も期待できる。
(画像はプレスリリースより)
三井不動産のプレスリリース
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2022/0510/
編集部
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