高松建設が大阪機材センター内に「体験型研修施設」を開設

建設技術者を育成する場として「体験型研修施設」を開設

昨年11月1日に高松建設株式会社（以下、高松建設）が「体験型研修施設」を開設したと、1月31日に発表している。

高松建設が実習棟を備え、施工現場をリアル再現した同研修施設を開設。即戦力の建設技術者を育成する場として活用している。

原寸大モックアップと仮設足場で建設現場を再現

同研修施設では建設現場をリアルに再現するため、1階にRC造とS造の原寸大モックアップ合計4箇所のほか、仮設足場を設置。RC造モックアップ棟では、配筋実技や構造スリット取付チェックなどを行うことが可能。S造モックアップ棟では、鉄骨主材メンバーチェックや、サッシのAW承認図の収まりチェックなどができる。

高松建設では安全管理・建物重要事項などの基礎知識を学習し、即戦力化を図るカリキュラム研修「建設現場配属前研修」を入社1年時に実施する。また、入社2年以降は現場作業の模擬化カリキュラム研修「現場係員研修」を実施。スキルアップや技術習得、安全・確実な施工管理スキルの習得を図る。

なお、同研修施設の3階には更衣室・倉庫のほかにセミナールームがあり、設計図書を基に施工図の描き起こし方法や、現場帳票の作成方法、安全監理や建物重要事項などについて学べるようになっている。

（画像はプレスリリースより）

高松建設株式会社 プレスリリース
https://www.takamatsu-const.co.jp/news/detail/71

高松建設株式会社のプレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000010262.html