DataMesh×戸田建設 SAGAアリーナ新築工事にて最先端のシミュレーションを実施

出来形の移り変わりをMR技術で現地投影

DataMesh株式会社と戸田建設株式会社は、SAGAアリーナ新築工事においてBIM×MR×5Gでのシミュレーションを実施した。

SAGAアリーナは2024年に佐賀で開かれる国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会に向け、佐賀市SAGAサンライズパークに建設中の多目的施設。鉄骨造4階建て、延べ面積約3万4,000平方メートル、客席は約8,400席規模を誇る。

工事の早い段階で完成イメージを共有可能

施工現場では、内装・外装共に2Dで表現された図面情報を見ながら多面体形状をいかに想像し建物に反映して行くかが、これまで大きな課題だった。

施工シミュレーションではフロントローディング時に作成した3Dモデルを基に、DataMesh Directorを用いて施工図の壁・扉位置を反映させたモデルをMR化。鉄骨上棟時に施工現場にて投影することで、出来形の検証、またどのような仕上げ部材形状が配置されるのかを現場関係者で共有できた。

なお、今回の取り組みの一環として両社は株式会社NTTドコモが提供する5Gネットワークを活用し、佐賀県が主催する「令和3年度親子現場見学会（SAGAサンライズパーク）」にてMR投影を実施。仕上げ壁位置や扉・窓などを投影することで見学会参加者に対して工事の進捗状況の説明を行った。

（画像はプレスリリースより）

DataMesh株式会社 プレスリリース
https://www.datamesh.co.jp/news-release/2045/

戸田建設株式会社 プレスリリース
https://www.toda.co.jp/news/2022/20220112_003011.html