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施工態度
公開日時 2020.08.14
最終更新日時 2022.04.05

型枠工事の能力評価基準について:施工技能職種の共通評価項目「施工態度」

能力評価は、採用活動検定試験などに活用されます。
本記事では、型枠工事業の施工技能職種に共通する「施工態度」の能力評価基準について紹介していきます。

※出典: 厚生労働省「施工態度

評価の概要

型枠工事業はコンクリートを使う工事での型枠部材の加工や作業場搬入などの作業を行う業務です。

「施工態度」の評価基準概要

施工態度はレベル1~3に分類されます。

レベル1
ビジネスマナーの基本を正しく実行し、指示された事項を正確に実施し体得できる。
現場などのルールを守って仕事に取り組み、不明点は質問して理解している。

レベル2
後輩の手本となるように、打合わせで分担した作業を手順どおりに正確に実施できる。
サブは職長の仕事を補佐し、作業者間のリーダーシップをとれる。

レベル3
高度な自分の技能と経験に裏打ちされた作業のコツをやって見せて、その模範的な作業を通してアドバイスできる。

「施工態度」の評価基準レベル1、2

レベル1

能力細目と職務遂行のための基準

  • 作業態度

お互いに協力し合い、作業者同士の良好な関係を保てる。
始業時間や休憩時間をきっちり守り、仕事の効率と関係者の信頼性を高めていける。また作業場の就業規則、諸規定、作業所ルールなどを遵守して、他者の範となるよう心掛けている。
朝礼、一斉清掃などの現場の規律を守ることにより、顧客の信頼を得られる。 など

必要な知識

  1. 工事現場の基本ルールの指導に関する知識
  2. 企業内諸規定に関する知識
  3. 職業人としてのマナーや態度に関する知識

レベル2

能力細目と職務遂行のための基準

  • 作業態度

お互いに協力し合って、作業者同士の良好な関係を保てる。 など

  • コミュニケーションの取り方

後輩等の作業などに対し、自分の経験や知識、作業のコツなどを伝えている。など

必要な知識

  1. 工事現場の基本ルールの指導に関する知識
  2. 企業内諸規定に関する知識
  3. 職業人としてのマナーや態度に関する知識

「施工態度」の評価基準レベル3

  • 作業態度

職長から指示されなくても自分で率先して仕事を進めている。 など

  • コミュニケーションの取り方

作業の不慣れな後輩に対し、自分の作業を模範としてやって見せて指導している。 など

必要な知識

  1. 工事現場の基本ルールの指導に関する知識
  2. 企業内諸規定に関する知識
  3. 職業人としてのマナーや態度に関する知識

検定試験などの際に使われる評価基準

職業能力評価基準は、採用や検定試験などの基準に使われます。

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