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公開日時 2018.08.30
最終更新日時 2022.04.06

工事のお知らせ看板はどのくらい遠くから見られるのか

建築現場にはさまざまな看板を設置する義務があります。
看板には建築許可証や施工体系図など工事現場や現場事務所等に設置義務のある掲示物と安全目的などで設置されるお知らせ看板がありますが、特に安全目的などのお知らせ看板は離れたところからも目立つ必要があります。

お知らせ看板が目立つために必要なこととは

工事のお知らせ看板に求められることは、まずは視認性の良さです。
見た瞬間に何を伝えているのかを理解させる必要があります。
そのためにデザイン・レイアウトは極々シンプルに、そしてできるだけイラストを使って分かりやすく表現することが重要です。
最近では動物のイラストなどで可愛らしく表現した看板もありますが、子どもにも気を引くなどとても効果的です。
工事のお知らせ看板は離れたところからも確認できることが重要ですが、遠くから見えるように、看板の文字の大きさをどの程度にしたらよいのかはあまり知られていません。
因みに国土交通省が平成30年3月末に公表した「公共交通機関の旅客施設に関する 移動等円滑化整備ガイドライン」によると30m先から確認できる和文の文字の高さは120㎜以上、20m先からは80㎜以上で、10m先からは40㎜以上、4~5m先からは20mm以上とあります。
交通機関向けの調査ですが工事関係者も参考にすると良いでしょう。

工事現場向けデジタルサイネージに注目

工事現場のお知らせ看板は黄色など目立つ色を配色したり、蛍光塗料を塗り夜間でも目立つようにしたりと、人目を引くためにさまざまな工夫をしてきました。
最近ではデジタルサイネージを使用した看板も登場し注目を集めています。
工事現場には歩行者向けに複数のお知らせ看板を設置する義務がありますが、看板がいくつもあると歩行者に見えにくいという問題がありました。
しかしデジタルサイネージだと複数の画像を順次表示することができるので、こうした問題が解決されます。
またデジタルサイネージは複数言語も表示できるので外国人への注意喚起も可能です。
また夜間用としては動くガードマンが表示されるLED看板のユニークです。
LEDでガードマンの旗振り映像が表示されるので大きく目立ち、工事現場の安全対策に有効です。

看板製作の際も最新情報を取り入れましょう

工事現場には歩行者向けと工事関係者向けにさまざまな看板が必要になりますが、歩行者向けに関しては分かりやすく目立つものが求められています。
どのような看板が必要か、最新情報を取り入れながら目立つ看板を工事現場に設置してください。

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