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公開日時 2020.01.10
最終更新日時 2022.04.06

建設施工現場の重機の耐用年数とメンテナンス時期:フォークリフト

フォークリフトは、車体の前面に備えられている荷物用のつめを油圧システムで動かして重たい荷物を運ぶ車両です。
建設施工現場においても、重量のある荷物をまとめて運ぶことができるため、フォークリフトは作業を効率よく進めるために欠かせないものです。今回は、フォークリフトの耐用年数とメンテナンスについてご紹介します。

フォークリフトの耐用年数

フォークリフトの耐用年数は、おおよそ4年程度とされています。
しかし、他の重機と同様に使用頻度や使い方、メンテナンスの有無などによって使える期間は変わってくるため、4年を超えて使うことのできるフォークリフトも少なくありません。
フォークリフトには、エンジンで動くタイプのものとバッテリーで動くタイプのものがあり、動力の違いによっても耐用年数に差があります。
エンジン車の場合は、メンテナンスを適性に行うことで10年から15年ほど使うことができると言われています。
バッテリー車の場合は、バッテリーの状態によって10年程度使えるものもありますが、使用頻度が高い場合は数年でバッテリーの寿命を迎えることもあり、ほとんどの場合は5年以内にバッテリーの交換が必要になることが多いようです。

フォークリフトを長く使う方法

フォークリフトは、一年を超えない範囲において法定の検査資格をもつ自主検査者による特定自主検査を受けることが法令で義務付けられています。
また、一か月を超えない範囲で定期自主検査を行うこと、運転前に始業前点検を行うことも義務付けられています。
制動装置、操縦装置、油圧装置、荷役装置などは日々点検が必要な項目となっており、点検で異常が見つかった場合は早期に修理を行うことができ、最小限の修理で済ませることができます。
また、積載物をオーバーしたり、無理な運転をしたりすることは、フォークリフトにかかる負担が大きくなります。
定められた積載重量を守り、急発進や急ブレーキを避けるなど、適正な使い方を守ることは、安全を確保するためだけではなく、フォークリフトの耐用年数を延ばすことにつながる重要なことです。

始業前点検、定期検査を怠らずに正しい使用方法を守ること

フォークリフトの耐用年数は、日々のメンテナンスや定期的な点検によって、異常を早期に発見することで変わってきます。
また、重たい荷物を運ぶフォークリフトにかかる負荷を減らすために、適正な使用方法を守ることも大切です。

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