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公開日時 2018.10.10
最終更新日時 2022.04.06

【造園業の現場監督】ビオトープ管理士とは?

造園業の工事の種類には「ビオトープ」も含まれています。ビオトープ管理士とは、ビオトープの専門知識を身につけた人のことです。

現場監督はこのビオトープ管理士の資格を取るべきなのでしょうか。ビオトープ管理士とはどんな資格なのかをご紹介します。

ビオトープ管理士とは

ビオトープ管理士とは、ビオトープ工事を効果的に行うために必要な知識や技術を身につけられる資格のことです。周辺の生態系で配慮した都市環境整備や、景観設計などを行います。

公共財団法人日本生態系協会が認証している民間資格で、地域の野生生物と共生するための空間を取り戻し、それを保持するかを考える専門家です。つまりビオトープ管理士は、いかにビオトープを増やせるか、それをいかにまちづくり効果的に生かせるかを考えて実行できる資格です。

近年では造園の現場監督などの指導者としての役割など、様々な方面で期待されています。
ただしビオトープ管理士の資格だけでは就職は難しいため、建設業、住宅メーカー、造園業、製造業に勤める人が取るこが多いです。そのため建設や造園に携わる現場監督の受験も多い資格です。

ビオトープ管理士の資格を取得するには

ビオトープ管理士には計画部門と施工部門の2つの部門があります。それぞれ1級と2級があり、計画部門は広域的な地域計画を立てます。

施工部門は実際に現場で計画を移す技術が必要です。実際に仕事としてビオトープ管理士を活用するのであれば1級を取得しましょう。

また受験するには受験資格をクリアすることが必要です。1級を受験するには、4年制大学を卒業後7年の実務経験、大学院を卒業後5年の実務経験を有するなど様々な条件が設定されています。

詳しくはビオトープ管理士の資格概要に記されていますので確認しましょう。試験は計画管理士が、共通科目の生態学、ビオトープ論、環境関連法に加えて計画部門など専門科目が出題されます。

施工部門も同じく共通科目と、施工部門などの専門科目があります。申し込み受付期間は毎年6月上旬~8月上旬です。

1級と2級では受験地が違いますので注意しましょう。

ビオトープに携わる現場監督にはおすすめの資格

ビオトープ管理士を受験する人の多くは建設会社や土木会社、造園業に関する仕事をしている方で、もちろん現場監督も含まれます。ビオトープ管理士を取得することによって、資格ボーナスが出る会社も多くなっています。

そのため今後ビオトープを多く扱う会社に勤務している場合は、取得しておいて損のない資格といえます。

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