現場監督が工事備品の発注書を書く時に気を付けたいこと【備品選定編】
備品発注書は工事に必要な備品を発注する際に書く書類です。
発注の際のミスを防ぐためにも必要な書類なので、現場監督は書き方を覚えておきましょう。
では現場監督が発注書を書く時に気を付けたいこととはどんなことがあるのでしょうか。
備品を選定する際に気を付けたいことを中心にご紹介します。
この記事でわかること »
備品発注書を作成する目的は
備品発注書とはその名の通り、外部に備品を発注する際に書く書類です。
発注書を作成すれば、注文の間違いや漏れなどを防ぐことができます。
電話などでは聞き間違いなどがありますので、書面でしっかりと証拠を残すことが大切です。
また発注書を作成すれば「書類通りに正式に発注した」という履歴を残せます。
そのため、後から「そんな注文を受けていない・していない」というトラブルに発展するのを防げます。
もしミスがあった場合、どちらが間違えたのかをはっきりさせるためにも発注書は必ず作成しましょう。
発注書を作成することで、受注者、発注者どちらも安心できます。
また発注者と受注者が一定の条件を満たしている場合「下請法」の適用対象となります。
その場合、発注書は義務となりますので、発注者との関係を一度確認しておきましょう。
備品発注書を書く時に気を付けたいこと
現場監督が備品発注書を書くときまず気を付けたいのが、間違ったもの、使いづらいものを選ばないようにすることです。
発注書は何度も書くものなので、パソコンで作成する際にはテンプレートを使用している方も多いのではないでしょうか。
その時にコピーアンドペーストを使っていると間違えるケースも多いです。
また同じ備品でも種類がいくつか存在するものもあります。
型番や数などを間違えないように記載した後にもう一度確認しましょう。
また同じ備品でも種類がいくつか存在するものもあります。
その時は下調べをして使いづらいものを選ばないようにしましょう。
単に価格だけでなく、目的や素材、形状などを確認して、最適なものを選ぶようにします。
目的はどんなことに使うかだけでなく、こんな問題を解決するために欲しいという要望の場合もあります。
悩んだ場合は現場の意見も参考にしましょう。
備品発注書を書く時には確認が大事
備品発注書は発注書と受注者同時のトラブルやミスを防ぐためにも必要な書類です。
現場監督は発注書を書く際には、数や型番などの間違いがないか確認しましょう。
また発注備品自体も使いやすいものであるかどうかの確認が必要です。
発注備品自体が使いづらくないか、強度は充分か、条件にマッチしているかしっかり下調べをしましょう。
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