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公開日時 2020.03.13
最終更新日時 2022.04.06

【施工管理技士必見!工事の豆知識】内装工事の種類:たたみ工事

フローリングが増えたとはいえ、まだまだたたみの需要は多くあります。
たたみは手入れをしないと傷んでしまうので、定期的にたたみの工事を行います。
ここでは内装工事のひとつである「たたみ工事」について説明します。

たたみ工事とは

たたみ

たたみは手入れをしないと、色あせやシミ、カビ、ささくれ立ちなどが起こってしまいます。
そうなったたたみは見た目も使い心地も悪いので、たたみ替えを行います。
たたみ替えには「新畳」「表替え」「裏返し」の3種類があり、これをたたみ工事と呼ぶこともあります。
ここではたたみ工事の種類について紹介します。

たたみ工事の種類と特徴一覧

・新畳
一般的なたたみは「畳表」と「畳縁」「畳床」の3つの素材でできています。
新畳はこの3つをすべて新しくします。
たたみの上を歩くと沈む、たたみとたたみの間にすき間がある場合は、新しくした方がいいとされています。

・表替え
畳床はそのまま残し、畳表だけを新しく張り替えることをいいます。
前回のたたみ替えから5~10年ほどが目安とされています。

・裏返し
畳表と畳縁を剥がし、畳表の裏面を利用する工事です。
前回のたたみ替えから3~5年ほどが目安とされています。

たたみの状態や経過年数によって、この3つのうちどの工事をするのかを判断します。
また床面に防虫紙を敷き詰める「防虫工事」や床面に断熱材を敷き詰める「断熱工事」を同時に行う場合もあります。

たたみ工事の特徴・工事までの流れたたみ工事

たたみ工事までの主な流れは以下のようになります。
1.顧客からの問い合わせ・相談
顧客からの問い合わせや相談内容に答えます。

2.見積り
費用や工事日程の見積りを行います。
新畳工事の場合、実際に現場に行って寸法を測ることもあります。

3.注文
見積り内容に顧客が納得がいったら、契約となります。

4.たたみの引き取り
顧客の家に訪問し、たたみの引き取りを行います。
この時にたたみのすき間やへこみなどもチェックします。

5.製作・加工
見積り内容に合わせて製作と加工を行います。

6.納品
顧客の家にたたみを納品します。
たたみの入れ替え工事を同時に行う場合は、古いたたみの搬出や処分を行うこともあります。
新しいたたみを敷いたあとは、清掃と表のふき取りなどを行い終了です。

さまざまな種類があるたたみ工事

たたみは長期間使えることから、愛用している人が多いです。
施工管理技士は使用年数やたたみの状態によって、3種類の工事の中からぴったりのものを選ぶことが重要です。
それぞれ適した時期や状態が異なりますので、しっかり見積りを行いましょう。

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