先端技術ロボット開発のハイボット、積水化学工業と資本提携

みらい創造機構、積水化学工業の出資

株式会社ハイボットは、株式会社みらい創造機構に続き、新たに積水化学工業株式会社を引受先とした、第三者割当増資による資本提携を実施したと2022年8月24日に発表した。

資本提携は、みらい創造機構がリードインベスターとして追加出資、積水化学工業は初めての出資となる。

AI搭載の遠隔操作ロボットの開発

同社は、東京工業大学の広瀬茂男教授、ミケレ グアラニエリ、パウロ デベネストを中心とするメンバーとする産業用の先端科学技術として、AI搭載の遠隔操作ロボットを開発し、過酷な現場作業や救助活動などに活用されている。

インフラ点検ロボットの販売だけでなく、点検結果データの解析など、ロボットとソフトウェアを組み合わせたRaaS（Robot as a Service）の提供を行っている。

世界1兆円規模のプラットフォームを目指す

今回の資金調達によって、ロボットを活用したより安全な現場の構築に力を入れていく。

多関節ロボットアーム「Float Arm」などのスマートツールの販売・レンタルを国内外に販売するためのサプライチェーン強化と、データ保存・解析プラットフォーム「HiBox」の機能強化を進めていく予定だ。

また検査市場に統合的なソリューションを提供し、世界で1兆円を超えるプラットフォーマーを目指すとしている。

（画像はプレスリリースより）

株式会社ハイボットのプレスリリース
https://www.hibot.co.jp/ja/blog/2022-08-24-NewCapital/

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