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【施工管理技士が知るべき足場の知識】吊り足場

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公開日時 2023.03.01 最終更新日時 2023.03.01

建築工事で高所作業をする際には、足場を組み立てます。
実はこの足場、組み立て方や使う部材によって様々な種類が存在し、その時々によって使い分けられています。
今回は、そんな足場の1つ「吊り足場」について解説します。
建設事業に従事する施行管理技士にとって、足場に関する知識は必須と言えます。
施工管理技士を目指す人はこの記事を読んで、吊り足場の特徴を把握しましょう。


 

吊り足場とは

吊り足場とは


「吊り足場」とは、その名の通り上から吊り下げるタイプの足場のことです。
高層建築物だけでなく、橋梁工事など、足場を地面の上に組み立てることが不可能な高所作業における足場として使われます。

吊り足場は、垂直方向に組み立てる通常の足場と違い、空中で水平方向に組み立てます。
この吊り足場の最大のメリットは、足場を設置する地面がなくても使用することができるという点です。
また高所で横方向への作業が中心の現場に適しているため、作業箇所前面に吊り足場を設置することで、一連の工事を一気にすることができます。
しかしデメリットとして、他の足場に比べて安全度が低くなるということが挙げられます。
さらに、上から吊り上げるため落下事故のリスクが高くなります。

吊り足場の構造


「吊り足場」は、吊りチェーン・作業床・パイプ・金具などで構成されます。
ただ最近では、パイプ、作業床がユニット化されている吊り足場があり、より安全かつスピーディに組み立てることができるようになっています。

また吊り足場を組み立てる際には安全度を重視しなくてはいけません。
まず資材や作業員が落下するのを防ぐためのネットを張り、その後チェーンを吊り下げ、丸太や単管・横断通路・安全ネットなどの設置や取り付けを行います。
横断通路を設置したら、「ころばし」と呼ばれる部材を取り付け、支柱の間に歩み板や足場材を並べて設置します。
そして、吊り足場状に隙間ができないようシートを張るか、もしくは足場板を敷き詰め、防護工を設置します。

吊り足場を使用する場合、高所での作業となるため、事故のリスクが増えます。
そのためこのように足場を組み立てる際も、作業をする際も、十分に注意をすることが必要です。

吊り足場の特徴を整理しておこう

今回は、「吊り足場」について解説しました。
この足場は通常の地面に組み上げる足場とは、構造も特徴も大きく異なります。
地面に設置できなくても足場を組み立てられるというメリットがある分、安全面では他の足場よりも一層注意が必要となります。
施工管理技士の皆さんはこうした特性をよく理解しておくようにしましょう。


 

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