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「下請けかけこみ寺」って何?どんなことをしてくれるところなの?

中小企業が抱える取引先へのさまざまなお悩みを相談する機関である「下請けかけこみ寺」。今回は、下請けかけこみ寺とはどんな機関なのか解説したいと思います。

下請けかけこみ寺とは


下請けかけこみ寺とは、下請け取引の適正化を目的として国が全国48か所に設置したものです。
本部である全国中小企業取引振興会と、各都道府県に設置された中小企業振興機関によって構成されています。

下請けかけこみ寺では、中小企業が抱える取引上のトラブルについて、相談員や弁護士といった専門家に相談することが可能で、解決に向けてさまざまなサポートが受けられます。親事業者との信頼関係を崩さず、スムーズな下請け取引が行えるような価格交渉のサポートなども行ってもらえます。

下請けかけこみ寺がしてくれること


下請けかけこみ寺が実施していることは、下記のようなものがあります。

・専門化への無料相談
前述した相談員や弁護士といった専門家への相談は無料となっています。
そのため、全国各地で、随時無料相談を行えます。
具体的な相談内容の事例としては以下のようなものがあります。

「支払日を過ぎているのに代金の支払いがされない」
「原材料の高騰によって粗利が下がっているにも関わらず、単価を上げてくれない」
「長年継続的に取引をしていたクライアントからある日突然、取引停止の通達がきた」
「顧客からキャンセルが入ったため、部品が不要になったという理由で返品された」

・調停による紛争解決(ADR)
下請けかけこみ寺では、中小企業が抱える取引に関わる親事業者との紛争解決のため、全国にいる登録弁護士が裁判外紛争解決手続きを行ってくれます。
このとき、裁判所を介さず非公開で、紛争当事者間の和解の調停を行ってくれます。
ただし、当事者間で合意が取れれば、調停場所や時間などを自由に決めることもできます

・価格交渉サポート
下請け事業者の価格交渉に関するノウハウについて、全国でセミナーを開催しています。さらに、取引条件の交渉力向上支援として、相談内容に応じた専門家や経験者による無料の個別相談を受けることも可能です。

悩んだらすぐに相談

親事業者との取引に関するトラブルが発生したときには、すぐに下請けかけこみ寺に相談しましょう。
専門家に相談することで、具体的な改善策の提案やサポートが受けられますので、悩んだら迷わず相談するのが得策です。

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