施工管理の求人・転職情報掲載。資格者・現場経験者は即採用【施工管理求人サーチ】

施工管理求人サーチロゴ
夢真の転職支援 施工管理求人サーチ電話番号
お気に入りリスト
まずは無料WEB登録
メルマガ登録

測量機器の種類とその特徴、測定方法は?

学ぶ
公開日時 2022.09.27 最終更新日時 2024.02.15

ものづくりや建築などの現場において、欠かせないのが測量です。
実際の測量現場では、専用の測量機器・器具を用いて作業を進めることになります。
そこで今回は、代表的な測量機器・器具の種類と特徴、測定方法などについて説明します。

 


この記事をお読みの方におすすめの求人

株式会社夢真が運営する求人サイト「施工管理求人サーチ」の中から、この記事をお読みの方にぴったりの「最新の求人」をご紹介します。当サイトは転職者の9割が年収UPに成功!ぜひご覧ください。


 

そもそも測量とは


新しく道路や建物などを造る時、対象となる現場がどのような状況なのか詳細な情報が必要となります。
例えば、新築物件を建てる際に敷地面積がどれほどあるか、土地の高低差はどうなっているか等の情報が無ければ建築物を設計することができません。

測量は、それらの詳細情報を得る為に行われる手段です。

測量作業は基本的に二人一組で行われます。
「高さ」や「角度」、「距離」など求めるものによって使用する機器が変わりますので、状況に適した機器を使用するようにしましょう。

測量機器・器具の種類


測量作業に用いられる一般的な測量機器・器具を紹介します。

「レベル」とは

レベルとは、建設現場である地点の高さを求めたいときや、複数地点の高低差を測りたいときなど水準測量に使用します。

オートレベルや電子レベル、チルチングレベルなどの種類があり、通常は二人1組で測量します。
レベルを据え付ける三脚とスタッフと呼ばれる標尺と組み合わせて、地点間の高低差を直接観測するもので、建築・土木問わず幅広い現場で使用されています。

「トランシット」とは

トランシットとは、「セオドライト」や「経緯儀」とも呼ばれる、角度を測定する機械のことです。
水平角と鉛直角を測ることが可能で、例えば遣り方の際に基準点を視準し矩を振る(90度を出す)際などに使用されます。

角度は1ミリずれただけでも距離が長くなるにつれ、その寸法に大きな誤差が発生してしまう為、機器の据付や観測には正確さが求められます。

「トータルステーション」とは

トータルステーションとは、角度を測るトランシットの機能に光波距離計の「EDM」を組み合わせた、角度と距離を測れる測量機器です。

トータルステーションを使うことで、簡単に座標が出せる点がメリットです。
使用方法としては、一人が測量機を覗き、もう一人が「ピンポール」と呼ばれる棒を立てます。

トータルステーションからは、近赤外線の光が照射されており、ピンポールに付けられた「プリズム」と呼ばれるものにこれを反射させ、その光信号をダイオードで電気信号に変換して距離を測定しています。
よく街中で、棒を立てた人と機械を覗く人が、二人で作業をしている姿を見たことがあるかと思います。

あれが、トータルステーションを用いた測量作業です。
ちなみに、距離の測定方式には、「パルス方式」と「位相差測定方式」という2種類があります。

「GNSS測量機」とは

GNSSとは、「Global Navigation Satellite System」の略語で、直訳すると「全世界的衛星測位システム」という意味です。
アメリカの測位衛星である「GPS」、ロシアの「GLONASS」、ヨーロッパの「Galileo(ガリレオ)」といった測位衛星システムを一緒くたにしたものといえるでしょう。

実際には、24個ある衛星を利用することで、位置を測定します。
GNSSを使用した主な測位方法としては、「単独測位」、「ディファレンシャルGPS測位」、「相対測位」、「ネットワーク型RTK-GPS測位」、「RTK-GPS測位」があります。

これら5つの方式を用いることで、位置を測定できるため、誤差が非常に少なくなっているのが特徴です。
また、RTK-GNSSを利用した測量法は、国土交通省より推進されている情報化施工の一つとなっています。

管理の監督・検査手法などが定められており、効率的に施工管理を実施できるよう施工管理要領等の整備がなされています。

街づくりには欠かせないもの

建設工事を行うにあたって、様々な場面で測量は必要とされています。

ご紹介した測量機器は全て道路工事、造成工事など土木工事全般で使用されていますし、建築工事であっても墨出し作業や確認の為などに用いられます。

今後も公共インフラや再開発計画等に伴う建設需要は衰えることが無く、それに併せて出来形確認等の測量作業も数多く発生するでしょう。

携わる現場によって使用頻度は異なるかと思いますが、ご紹介した機器の特徴など施工管理を行うにあたって、お役立ていただければ幸いです。

 


この記事をお読みの方におすすめの求人

株式会社夢真が運営する求人サイト「施工管理求人サーチ」の中から、この記事をお読みの方にぴったりの「最新の求人」をご紹介します。当サイトは転職者の9割が年収UPに成功!ぜひご覧ください。


 

関連記事:
測量にはどんな種類がある?簡単に解説
建築測量とは何か?職種の特徴と役割を紹介
土木の基礎!測量の仕事内容や資格について

 

測量とは?

新しく道路や建物などを造る時、対象となる現場がどのような状況なのか詳細な情報が必要となります。
例えば、新築物件を建てる際に敷地面積がどれほどあるか、土地の高低差はどうなっているか等の情報が無ければ建築物を設計することができません。
測量は、それらの詳細情報を得る為に行われる手段です。

測量に関するおすすめの求人はある?

おすすめの求人はこちらのページをご覧ください!「施工管理求人サーチ」では全国に常時約6,000件の求人があります。50・60代も多数活躍しており、年収UPはもちろん「自宅近くの職場」「残業少なめ」など働きやすさを重視した案件も多数!まずは無料登録してみてください。


当サイトの記事は基本的には信頼性に足る情報源(公共機関や企業サイト、または専門家によるもの等)をもとに執筆しており、情報の正確性・信頼性・安全性の担保に努めていますが、記事によっては最新の情報でない場合や情報の出典元表記や正確性が充分でない場合があります。予めご了承ください。

RECOMMEND

おすすめ求人

建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
このコラムでは上記の実績と知見を活かし、建設業界で働く方の転職に役立つ情報を配信しています。

株式会社夢真 コーポレートサイト

Twitter LINE
RECOMMEND

おすすめ求人

PAGE TOP

まずは無料登録
お電話でのお問い合わせはこちら