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大手建設会社が積極的に採用!求められる優秀な女性技術職の現場監督

働く
公開日時 2022.09.13 最終更新日時 2023.10.27

現場監督の主な仕事4つ


現場監督とは、工事現場における指示や工程の管理、品質・安全の確保、費用の管理調整などを担う人のことを言います。

全体を管理し指示する役割のため直接現場で作業を行うことはなく、損失や事故などが起こらないよう多方面に目を向けながら、さまざまな人と関わるような仕事となっています。

ここでは、これらを踏まえて現場監督が担う主な仕事について紹介していきます。

1:工程管理

1つ目は、決められた工期までに工事が完了できるように工程管理することです。工事内容によって必要となる時間は異なるため、効率よく工事が進められるように作業ごとの日程調整を行い、工事を始めます。

また現場監督は、全体の予定を一目で把握できるように工程管理表を作成します。この工程管理表には、全体工程表・月間工程表・週間工程表などの種類があり、工事に関わる全ての作業の情報を集め、表を作成します。

2:安全管理

2つ目は、作業者が安全な環境で作業を行えるように、周辺環境の把握や危険事態に備えた安全管理をします。

具体的には、KYK(危険予知活動)・5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)・ヒヤリハット運動などです。これらの運動は全て作業者の意識次第になるため、現場監督はこれらの徹底と教育を行う必要があります。

3:協力会社との打ち合わせ

3つ目は、下請け会社との打ち合わせです。現場監督者は、指示・管理を行うことが主な仕事のため実際に現場で作業するわけではありません。現場で作業している人は下請け会社などの協力会社になるケースもあります。

そのため、万が一協力会社との関係が悪化してしまうと、工期の遅れや事故の発生などにもつながってしまう可能性があるでしょう。

打ち合わせ前に管理能力や判断力をしっかり身につけ、コミュニケーションを取りながら、協力会社との打ち合わせを進める必要があると言えます。

4:品質・原価管理

4つ目は、現場の状況を管理しながら原価管理することと、設計図書通りの品質が満たされているか確認をすることです。

原価をできるだけ抑えることにより自社の利益を上げられますが、過剰なコストカットは品質低下の原因にもなりかねるため、初めに設定した目標利益を確保できるように管理することが必要となってきます。

高まっている女性現場監督の起用


近年、現場監督者の深刻な人手不足を解消するために、性別に関係なく積極的に起用する働きがあります。

大手建設会社などでは、トイレや更衣室など設備の確保から産休・育休後の復帰のしやすさなど、会社全体で女性が働きやすい環境を整えはじめています。

現場監督は事務作業や現場巡回などが主な業務となっているため、男性でも女性でも関係なく業務を行えるでしょう。

現場監督の年収は?


国税庁の平成30年分民間給与実態統計調査結果によると、建設業に携わる人の平均年収はおよそ500万円となっています。

ただし、会社や地域、スキルによって変動するため、参考程度に考えておくと良いでしょう。

出典:平成30年分民間給与実態統計調査結果について (第6表)業種別の平均給与|国税庁
参照:https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2019/minkan/index.htm

大手建設会社が求める優秀な現場監督とは?


大手建設会社には建売系大手と木造系大手などがあります。

年に何百棟も建てる建売系は、短期間で多くの仕事を確実に終わらせる必要があるため、マルチタスクを行うスキルが必要とされています。

木造系は各工程に対するマニュアルが用意されているため、それを読み解き理解する能力が必要となり、コツコツ真面目に仕事をこなせる人が必要とされています。

女性現場監督の3つのメリット


一般的に建設業界では男性が主となって働いているイメージが強く、現場監督者も男性がメインで働いています。

しかし近年、大手建設会社などでは女性でも働きやすい環境を整え、性別に囚われない、より優秀な人材の活用を目指している企業が増えつつあります。

女性ならではのメリットもあるため、人気が上がっている職業とも言えるでしょう。ここでは女性が現場監督になる3つのメリットを紹介します。

現場で認知されやすい

女性現場監督が増えつつあるとは言っても、他の職業と比べるといまだ少ない傾向にあります。そのため作業員から覚えられやすく、声をかけてもらえるでしょう。

日頃から、挨拶などを積極的に行って会話のきっかけを作ることで、コミュニケーションを取り、信頼関係を築いていけるでしょう。

細やかな配慮や女性ならではの強みが活かせる

現場監督の仕事として「工程管理」「安全管理」がありますが、女性目線ならではの細かな配慮を活かせます。

他にも、より効率の良いスケジューリングを組める、小さな危険予知にも気づけるため、スムーズに改善ができるでしょう。細かく丁寧な作業ができることで、作業者からも信頼を得られやすくなります。

他の女性技術職のロールモデルにつながる

女性の現場監督者が活躍していること周知することで、他の女性技術者が性別関係なく実力と成果があれば認めてもらえると知ることができます。

他の技術者から刺激を受けることで、現場全体のモチベーションが上がるきっかけとなるため、信頼関係を築きやすく、品質や作業効率向上を期待できるでしょう。

女性現場監督のデメリット

女性現場監督のデメリット


女性が働きやすくなってきているとは言え、現場によってまだまだ浸透していないところもあります。

また設備が整っていても、女性に対する偏見が残っている、なかなか認めてもらえないといった場合もあるため、苦労することも少なくないでしょう。ここからは、このようなデメリットについて紹介していきます。

長時間労働で休暇を取りにくい雰囲気がある

現場監督者は少人数で管理を行うため、現場が動き出すと体調不良や家庭の事情でも、休みにくい傾向があります。

しかし、近年は産休・育休後の復帰のしやすさなど、積極的に改善し始めている会社もあるため、自分の会社がどういった取り組みをしているのか確認しておくと良いでしょう。

女性に慣れていない現場もある

女性に対して偏見を持ち、どんなに優秀な人材でも女性というだけでマイナスの評価をされてしまうこともあるでしょう。

しかし、実力を発揮して現場監督者として誠実に仕事をこなしていくと、そのような偏見がなくなりプラス評価へと転じることもあります。積極的に成果を見せていくと良いでしょう。

大手建設会社の女性が働きやすい環境整備


平成27年に一般社団法人日本建設連合会が、「けんせつ小町が働きやすい現場環境整備マニュアル」を公開し、大手建設会社はこのマニュアルに則って環境整備を行っています。

そのマニュアルにはトイレなどの設備面から、女性ならではの相談口を設けるようになど、精神的なサポートにも取り組むようにと記載されています。

トイレや更衣室などの設備が整っている

現場環境整備マニュアルには、現場に女性用トイレや更衣室を設置するようにと記載してあり、「女性専用であることを明確に表示をする」「施錠管理を行う」「設置位置や動線に配慮する」など細かく記載されています。

大手建設会社はこれらのことを守りながら設備の設置を行なっているため、衛生面などで心配することは少ないでしょう。

相談できる部署がある

大手建設会社には、現場監督のストレスを少しでも減らすために、キャリアコンサルタントの国家資格を持つ担当者に仕事の悩みや相談を行い、共有する部署を設けているところがあります。

優秀な人材がストレスにより早期離職を起こさないようにするためにも、育児や介護などプライベートな内容にも可能な限り踏み込み、相談を受けてくれます。

現場所長になるための資格「1級建築施工管理技士」


施工技術や指導的技術において優秀だと、社会的に高い評価を受けられる資格「施工管理技士」ですが、現場所長など管理技術者はこの資格を持っておく必要があります。

一般建設業や特定建設業など、営業所ごとに必要となる専任の技術者・主任技術者、監理技術者の有資格者として認められる資格となっています。

出典:4. 施工管理技士の効用|一般財団法人建設業振興基金 試験研修本部
参照:https://www.fcip-shiken.jp/about/index.html

大事なのは積極的なコミュニケーション


さまざまな管理能力を必要とされる現場監督ですが、特に大事なのがコニュニケーション能力です。知識や技術的が優秀でも、職人と打ち合わせができないと工期の遅れや品質の低下、信頼の低下などに影響が出てしまう可能性があるためです。

職人と段取りよく作業を行うことにより、工程管理や安全管理、品質管理が行えるようになるためコミュニケーション力を磨いていきましょう。


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