国土地理院のマニュアルにも準拠

株式会社FLIGHTSは、ドローン搭載型LiDAR「FLIGHTS SCAN（フライトスキャン）」を開発し、2022年8月23日より販売を開始した。低価格で高性能、国土地理院「UAVを用いた公共測量マニュアル（案）」に準拠している。

高精度IMUを追求

「FLIGHTS SCAN」は、「慣性計測装置（IMU）」の性能に着目し、システム全体の精度に与える影響を考慮しながら開発された測量業務用ドローン搭載型のLiDARだ。

静止した状態でのスキャニングは、正確で高精度の点群データ取得のために「センサー」が重要視されているが、ドローンのように移動するツールの測量には、レーザーを照射するセンサーの移動速度や姿勢、位置変化などを計測するIMUは重要な要素の1つである。

高精度データ取得の品質を低価格で

今回、同社は慣性システム開発で20年以上の実績を持つアメリカのnertial Labs社との共同開発、これまでに販売されている同スペックのシステムより低価格での提供を実現した。

国土地理院「UAVを用いた公共測量マニュアル（案）」記載の各種の基準を満たしており、センサーは360度全方位型で急傾斜地でも高精度点群データを生成する「Hesai XT32」または「Hesai XT32 M2X」から選べる仕様になっている。

（画像はプレスリリースより）

株式会社FLIGHTSのプレスリリース（PRTIMES）