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建築現場には職人さんが多数います。
キャリアの浅い施工管理技士にとって、職人さんとのコミュニケーションはわからないことだらけです。
今回は、職人さんとの付き合いにおける注意点をご紹介します。

職人さんって怖いの?

2017年の6月に、職人に残業を頼んだ女性現場監督が職人から怒られる場面がテレビで放送されました。
このシーンはネットで話題を呼び、「女性監督が相手だから職人は態度がデカイ」「職人の口が悪すぎる」などの声が出ました。
番組を見て、「職人ってやっぱり怖い人が多いんだ」と思った人もいるかもしれません。
しかし実際には、この女性監督が工期の遅れを理由として、夏場にも関わらず食事休憩すら与えず、残業まで頼んだことが職人さんの怒りの原因でした。
ネット上では「男の監督なら殴られるレベル」「職人の口は悪いけど怒っても仕方ない」という声も寄せられています。
職人さんの中には確かに怒りっぽい人や口が悪い人もいます。
しかし、みなさん常識的かつ良識的な人達であり、怒るにはそれなりの理由があるのです。

職人さんを尊敬する

職人さんはそれぞれ誇りを持って仕事をしています。
誇りを持てる仕事ができるように、段取りや安全管理その他を施工管理者に求めるのです。まずはこの誇りを大切にしてあげてください。
また、職域に踏み込まれることを嫌う職人さんも多いのですが、これは職人さんが偏屈なためではなく、安全面の問題や段取りを壊されないようにするためであることが大半です。
このような理由から、しっかりと職域をわけることが大切となります。
職人さんは施工管理技士の部下ではなく、施工管理技士ができない仕事を行う専門家であり、尊敬すべき方々です。この点を履き違えないようにしましょう。

職人さんと施工管理技士の目標は同じ

職人さんはそれぞれのやり方で、スムーズかつ無駄な作業を発生させずに仕事を終わらせるようにしています。
そのような意味では、施工管理技士と対立する部分はありません。
職人さんが最も嫌うのは「無駄」です。
どこかの作業が遅れていたり、資材が未着だったりして自分たちの仕事に取り掛かれない場合は機嫌が悪くなります。
また、せっかく行った仕事が無駄になったときや、やり直しになることにも不満を持ちます。
こうならないように、以下のことを注意していきましょう。

(1)計画をしっかり立てる
無駄がない計画を立てることで、職人さんの仕事もスムーズになります。
計画段階で無駄やつまづきがないかをチェックしてください。

(2)指示を明確にする
わかりにくい指示は無駄の原因です。
誰にでもわかるような明確な指示を行ってください。
基本的には指示書を用意しますが、ただ渡すのではなく、渡す際に口頭で説明してあげるとより丁寧です。
その場で質疑応答もでき、コミュニケーションの活性化にも繋がります。

(3)変更などが発生したら、「命令」ではなく「お願い」をする
繰り返しになりますが、職人さんは部下ではありません。
下請けだとしても横柄な態度かつ命令口調で接していては、仕事への意欲を失うのでパフォーマンスが落ちてしまいます。
普段から敬語で接し、どうしても融通を利かせて欲しいことがあったら丁寧にお願いしましょう。

まとめ

建築物という無機物を作るといっても、結局は人間が力を合わせて作業する以上、人間関係大切です。
職人さんに慕ってもらえるようなコミュニケーション力と、それに応じた計画スキルや実務能力を身につけるようにしましょう。