AI石礫検出システム「グラッチェ」、NETISに登録
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国土交通省の新技術情報提供システムに登録
株式会社スカイマティクスは、株式会社オリエンタルコンサルタンツと共同開発したAI石礫検出システム「グラッチェ」が、国土交通省の新技術情報提供システム・NETISに登録されたと2022年6月6日に発表した。
AIが石礫を自動判定
「グラッチェ」は、UAV(無人航空機)などから取得した高解像度画像をAIが解析し、自動で石礫を判別する技術だ。土石流対策である砂防堰堤の巨礫調査、巨礫賦存量調査、粒径調査など、国道交通省の複数の砂防現場で活用されている。
従来の石礫調査業務は、人力による作業であったが、人手不足や技能・知見の伝承に課題を持っている。同技術により、砂防事業の高度化・効率化を実現しながら課題を解決。現場の安全性と生産性の向上にも寄与するものだ。
砂防現場のDXを実現
今回、「グラッチェ」がNETIS(New Technology Information System)として登録された。これは、公共事業の課題を解決する技術を集めたデータベースシステムで、国土交通省が認定したものを検索できるようにしている。
同社では現在、同技術を河川管理として活用することも検討している。急流河川の礫河原に関して、景観の変動状況などを継続的に把握できるようにするものだ。
今後も課題解決やDX推進として、現場管理をサポートしていくとしている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社スカイマティクスのプレスリリース
https://skymatix.co.jp/smx_media/
編集部
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