IoTを活用した農業用スマートハウス「G-Castle ProⅠ」
農作物管理を実証するためのハウス
株式会社タカミヤは、IoTの技術を取り入れた農業用スマートハウス「G-Castle ProⅠ」の2期工事建設が完了したと2022年4月27日に報告した。農作物の品質と収穫を向上させる実証栽培を行う高軒高の大型ハウスだ。
大型トラス構造と品質の高い素材を使用
仮設機材事業を行う同社は、埼玉県羽生市が進めている農業団地「羽生チャレンジファーム」での「羽生愛菜プロジェクト」に参画し、農業用ハウスを着工した。
ハウスは、一般社団法人 日本施設園芸協会が推奨する「日本型大型(1ha)標準モデル」 に準じ開発した「G-Castle ProⅠ」。三角形を基準としたトラス構造で、高軒高ながら高い採光率、高換気効率、耐候性を確保している。
ハウスのカーテンクロスは「Phormitexシリーズ」という特殊製法で作られており耐久性が高く、調湿性に優れている。ハウスの天窓につけ、自動開閉、温度や採光の管理が行える。
環境制御システム「Priva」
環境制御システムには、潅水、気象、光、CO2をコンピューターで管理、作物の生育状況に応じて最適な栽培環境を実現する「Priva」を使用。ここで得られたデータはクラウドで共有され、遠隔での確認・操作が可能だ。
またハウス内の情報をデータ化、数値化して栽培オペレーションの構築も行える。
ほかにも吊り下げタイプで栽培空間を作り出す「ハンギングガター」、エコロジーにこだわった培地パックなどを採用している。
(画像はプレスリリースより)
株式会社タカミヤのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000098013.html
編集部
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