豪雨でも安心、スレート・シングル用棟換気「高換気Swing」リリース

換気性と防水性を両立

株式会社トーコーは、スレート・シングル用棟換気「高換気Swing」を5月6日（金）に発売する。大型台風・ゲリラ豪雨でも安心な防水性能と高換気性能を両立する。

飛行機と同じサイドウィング構造

スレート・シングル用棟換気「高換気Swing」は、同社が開発した「サイドウィング換気構造」を採用している。

これは、飛行機の翼（ウィング）の仕組みからヒントを得たもので、サイドウィングの形をとることで外気が上方に押しやられ、通気開口付近に負圧を発生させて小屋の裏内からの空気を排出する流れを作る。換気性を高めながら雨水の浸入を防ぐというものだ。

換気の有効開口面積は438㎝平方メートル（1P）で、同社の従来品より33％アップ、また防水性能は散水送風試験機で時間当たり降雨量240ミリメートル、風速40ミリメートル／毎の条件をクリアしたと報告している。現在特許を出願中だ。

施工性能も向上

大型台風などで発生する暴風雨の侵入を防ぐには、棟換気内部に防風壁を設ける必要があるとこれまで考えられてきたことから、防水性と換気性の両立は困難と言われてきた。そのことからも今回の開発は、業界の常識を覆す製品と言える。

また、屋根への取り付け方法なども根本から見直されており、施工性能が同社の従来品と比較して3倍以上となっている。

（画像はプレスリリースより）

株式会社トーコーのプレスリリース
https://www.metal-toko.co.jp/

株式会社トーコーのプレスリリース（PRTIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000012401.html

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