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公開日時 2022.01.22
最終更新日時 2022.04.01

主任技術者が服装でできるコロナ対策5つ|現場での対策もあわせて紹介

「主任技術者ができるコロナ対策ってどんなものがあるの?」
「マスクの他にも、服装で活用できるアイテムはある?」

このように、コロナ禍において主任技術者として現場に出る方には、様々な疑問や不安があるのではないでしょうか。

本記事では、主任技術者が服装でできるコロナ対策5つと、主任技術者のコロナ対策の例4つを紹介しています。

この記事を読むことで、服装でコロナ対策に活用できるアイテムや現場におけるコロナ対策が把握できます。

その知識をもとに服装や取り組みを工夫できるため、より徹底した感染対策を実践できるでしょう。

現場でのコロナ対策を知りたいと思っている主任技術者の方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

主任技術者が服装でできるコロナ対策5つ


建築業は、緊急事態宣言時においても業務の遂行が求められる事業であるため、なんとしてもコロナ対策に取り組む必要があるでしょう。

中でも建設現場では、日本政府の対策方針を踏まえ、服装においても様々な工夫や取り組みが実践されています。

ここからは、主任技術者が服装でできるコロナ対策を5つ紹介していきます。

新しい生活様式が求められる中で様々なアイテムが活用できるため、ぜひ参考にしてみてください。

1:空調服を活用する

空調服の活用は、コロナ禍においても熱中症のリスクを軽減することに繋がります。

感染対策でマスクを着用する際、肌に触れる接着面があることから暑さが増してしまうため、熱中症のリスクが高まる可能性があります。

そのため、空調機能が付いた作業服や首掛けクーラーなど、空調服を活用すると良いでしょう。熱中症予防としても有効である他、マスクとの併用も可能です。

2:マスクやフェイスシールドを活用する

マスクやフェイスシールドの活用も飛沫の防止に役立ちます。

フェイスシールドは、顔全体を覆いつつもシールドと肌との間に空間があるため、熱がこもらずに飛沫を防止できます。

マスクは冷感素材のものもありますが、どうしても構造上熱がこもります。

屋外で人との距離を十分に確保できる場合や、1人での作業などの場合、マスクを外しても良いという例外的な条件を設定することも有効です。その際は、現場で周知しておくと良いでしょう。

3:ヘルメットシールドを活用する

ヘルメットシールドは、ヘルメットに装着できるフェイスシールドです。

顎下まで顔全体を覆うことができるだけでなく、視認性や作業性も兼ね備えているため、飛沫感染の予防に加え作業者の快適性を確保できます。

また、マスクなどと比べて熱中症リスクの軽減も期待できるでしょう。

4:抗菌作用のある手袋を活用する

抗菌作用のある手袋は、接触感染の予防に有効です。

現場において作業を行うわけではないものの、作業者をはじめ各業者とのやり取りなども請け負い、工事全体を管理する主任技術者は、様々な人との接触は避けられません。

抗菌作用のある手袋を活用することでウイルス対策になるため、接触感染のリスクや不安を軽減できます。また、洗濯することで繰り返し使用できるため、清潔に保てるのも良い点です。

5:抗菌作用のある腕章を活用する

抗菌作用のある腕章は、現場の相互認証をスムーズにするといった従来の目的はもちろん、ウイルス対策としても有効なアイテムです。

フェイスシールドや手袋などといいった他のアイテムとの併用もできるため、飛沫感染や接触感染、空気感染など、あらゆる角度からウイルス対策ができます。

主任技術者のコロナ対策の例4つ


建設現場では、コロナ対策として「三つの密」を回避すべく、現場作業や移動時に加え、事務作業においても様々な取り組みや工夫が実践されています。

では、実際にはどのような対策が講じられているのでしょうか。

ここからは、主任技術者のコロナ対策の例を4つ紹介していきます。

1:作業員のブロック分け配置を行う

作業員のブロック分け配置は、密接した作業を回避できます。

三つの密とは「密閉空間」「密集場所」「密接場面」を指し、人と人の距離の確保は基本的な感染対策として有効とされています。

特に、現場作業では複数の作業者が配置されるため、人との接触は避けられません。

そのため、作業員のブロック分け配置を行い、作業者間の間隔を確保することが大切です。

2:車両の相乗りを原則やめる

車両の相乗りを原則やめることも、三つの密を回避することに繋がります。

現場への移動は、車両の使用が欠かせないでしょう。しかし車両内は密閉空間であることに加え、密接が避けられないため、三つの密になりやすい環境です。

そのため、車両数を増やしたり近隣に借地し駐車スペースを確保したりするなど、同乗や相乗りは避け個別の移動を励行できるよう、対策を講じることが大切です。

3:使用した機器はこまめに消毒する

使用した機器をこまめに消毒することは、接触感染の予防に有効です。

例えば、重機や車両のハンドルや操作レバーなどは、複数の作業者が頻繁に触れる箇所です。

これらの箇所を接することでウイルスに触れてしまう可能性もあるため、操作前には消毒を徹底すると良いでしょう。

さらに、車両運転時にゴム手袋を着用することも、接触感染のリスクを軽減できます。

4:工程管理はWebで行う

工程管理をWebで行うことは対面の機会を減らせるため、飛沫感染や接触感染、空気感染など、あらゆる角度からウイルス対策ができます。

例えば、工程管理や内装仕上げの内容確認・是正の際にWebカメラや通信端末等を利用することで、データの共有や相互確認ができます。

遠隔で実施できるため、対人接触機会の減少により感染リスクを大幅に軽減できるでしょう。

主任技術者が服装でできるコロナ対策を知ろう


本記事では、主任技術者が服装でできるコロナ対策と、現場におけるコロナ対策の例を紹介してきました。

建設業は社会の安定維持に不可欠であることから、緊急事態宣言時においても事業の継続が求められるため、三つの密の回避等に向けて様々な取り組みや工夫が必要です。

ぜひこの記事で紹介した服装でできるコロナ対策を参考に、現場で感染予防対策を徹底しましょう。

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