女性現場監督必見！ジムを使って男性に負けない体力を作るには「ベンチプレス」と「ベントオーバーローイング」がおすすめ！【中級者編】

現場監督は体力が必要な仕事です。
最近は、女性の現場監督も増えてきましたが、女性と男性で仕事内容が変わるわけではありません。
女性もジムで体を鍛え、男性に負けない体力を身につけましょう。
現場監督として頑張る女性におすすめの体力のつけ方をご紹介します。

ベンチプレス

ベンチプレスは、ベンチに寝た状態でバーベルのバーを握り、バーベルを胸の上で下ろしたり押し上げたりする動作を繰り返すトレーニングです。
ベンチプレスでは、主に胸の筋肉である大胸筋、肩を覆う三角筋、腕の筋肉である上腕三頭筋を鍛えることができます。
加えて、重たいバーベルをぎゅっと握って上げ下げするため、握力の強化にもつながるトレーニングであり、上半身を効率的に鍛えることができます。
初めのうちはバーベルを持ち上げることが難しいかもしれませんが、まずは軽いバーベルを使って、徐々に筋力を鍛えていけば次第に重たいバーベルの上げ下げも安定して行えるようになってきます。
ベンチプレスは、重量のあるバーベルを使うため肩やひじなどへも負荷がかかる運動です。
正しいフォームで無理のない重量からスタートすることが大切です。

ベントオーバーローイング

ベントオーバーローイングは、前かがみになる前傾姿勢でバーベルを持ち上げるトレーニングです。
ベントオーバーローイングでは、主に両脇から背中まで伸びる広背筋、肩甲骨と広背筋をつなぐ大円筋、首から下に延びる僧帽筋を鍛えることができ、背中の筋肉を効率的に鍛えるトレーニングです。
これらの背中の筋肉は、重たい物を持ち上げる時やドアや物を手前に引く際に使われる筋肉であり、現場監督の仕事上で役に立つ筋肉でもありますが、背筋の強化はバストアップにも効果があり、女性におすすめのトレーニングです。
ベントオーバーローイングは、肩甲骨を寄せるイメージで胸を張り、腕の力だけでなく体幹全体でバーベルを引き上げるようにすることがポイントです。
背中を丸めてしまうと腰への負担が大きくなり、腰痛の原因ともなってしまうので注意が必要です。
まずは軽めのバーベルから始めて肩甲骨の動きを意識してバーベルを引くという感覚を確かめながら行いましょう。

体力づくりと美姿勢づくり

今回紹介した二つのトレーニングは、上半身を強化するトレーニングです。
資材など何かと重たい物を運ぶ機会も多い現場監督は、上半身の筋肉は必要不可欠だと言えます。
しかし、これらのトレーニングは現場で必要になる体力をつけるだけでなく、女性として美しい姿勢を身に着けるためにも有効なトレーニングです。
仕事のためだけでなく、自分自身を輝かせることもできるトレーニングであれば、楽しみながら体力づくりに取り組めるのではないでしょうか。