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365日の中で最も死亡事故が多いのは○月の○時、「○落、転○」事故だった!

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公開日時 2023.02.13 最終更新日時 2023.02.13

建設現場で必ず起こる、切っても切れない労災(怪我)。
データによると、業種別死亡者の割合は、建設業が2位の製造業を倍近く離し1位(36%)という結果になっています。
その中でも、注意すべき怪我が発生しやすい状況はないのかとデータを見ていると明確にその結果が出ていました。

【怪我の直接的原因】

死亡事故の中で圧倒的に多いのが、「墜落・転落」です。なんと全体の4割を占めています。
「何かに挟まれる」は約1割、「飛来・落下」は0.5割となっています。つまり自分自身が、穴など下に落ちるという単純な理由が一番死亡事故に繋がるということです。毎日KYの声出しで「手元、足元の確認」「安全帯の着用はよいか」など確認しましょう。

【発生しやすい月】

次に見てみた指標は労災が発生しやすい季節(月)はないだろうか?という視点です。
8月、10月、12月がほぼ横ばいで多いです。少ない月の倍以上の発生状況でした。
8月は暑さによるものであり、10月は寒暖差の激しさ、12月は繁忙期と寒さにより動きがわるくなることが原因だと思われます。

【時間帯】
次に見てみたのが時間帯です。7時から右肩上がりで上がっていき11時をピークに事故が多くなっています。朝からの疲れが出てきて、お昼休みを目の前にして気持ちが緩むのかもしれません。

これらのデータをまとめると、死亡事故で一番気をつける状況は、8月、10月、12月の11時前後の「墜落・転落」であると言えるでしょう。
また、一年を通じて11時前後の1時間を、特に安全に注意を向ければかなりの怪我を防げるのではないでしょうか?

【補足:ヒヤリハットの法則】
「1・29・300の法則」
1つの重大事故の背景には29の軽微な事故があり、さらにその背景には300のインシデントが存在するというものです。「ハインリッヒの法則」とも呼ばれています。
運転中や何気ない生活の中でもヒヤリとした経験があると思いますが、それが300回続くと1回重大事故に繋がるというものです。

※インシデント・・・ミス(不安全行動)はあったが労災には繋がらなかった。

筆者:藤田 宏輝

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