施工管理の求人・転職情報掲載。資格者・現場経験者は即採用【施工管理求人サーチ】

施工管理求人サーチロゴ
夢真の転職支援 施工管理求人サーチ電話番号
お気に入りリスト
まずは無料WEB登録
メルマガ登録

新人現場監督は必見!失敗しないレベルの見方と は!?

学ぶ
公開日時 2023.03.02 最終更新日時 2023.03.02

工事スタート前の土地の測量から型枠工事の際のレベル出しなど、建物が完成するまでに、現場監督は何度も何度もレベルを測定していきます。
新人の現場監督にとって、レベルを正しく読めるようになることは一人前の現場監督になる第一歩でもあるといえます。
レベル出しを失敗しないための正しいレベルの見方と注意点をご紹介します。


 

基本的なレベルの見方

基本的なレベルの見方

現場で土地の高低差の計測や、基礎や床などの水平を出すために使うのがレベル機です。
現在は、自動補正機能が付けいているオートレベルを使用しているケースが一般的です。
レベルを測定する場合は、レベル機を覗く人とスタッフと呼ばれる標尺やばか棒と呼ばれる棒を持つ人との二人一組で作業をすることがほとんどです。
まず、三脚を付けたレベル機を水平に立てられる地点に設置します。
初めに基準点となるベンチマーク地点にスタッフを持った人が立ち、レベル機のレンズからベンチマーク地点をのぞき込み、レンズに入っている水平の線に合った目盛りを読みます。
ベンチマーク地点と計測した各地点の数値を比べ、高低差を導き出します。
水平を出すために、同じ高さの印を複数箇所に付けていく場合には、ばか棒が便利です。
ばか棒は、工事現場にある桟木などを用いて必要な長さに裁断して作ることができます。
レベル機からばか棒を覗き、高さが合った地点で指示を出し、印を付けていきます。

失敗しないために

レベル読みを失敗してしまうと、建物の高低差や傾きが生じてしまい、大きな問題になります。
基本的なことですが、スタッフを読む場合には目盛りを読み間違うことのないようしっかり確認することが大切です。
また、スタッフが必ずしも垂直に立てられているとは限らないため、スタッフを持つ人はスタッフを少し前後に揺らし、スタッフの目盛りが一番小さくなった時の値を読むことで正しい高さを計測することができます。
計測した値は、後から見直した時にわかりやすいような形で手帳にしっかり記載しておくことが、計算ミスを防ぐことにつながります。
また、ばか棒を使って計測する場合、ばか棒に付けた印が細くて薄い線だと距離が遠くなった時に見えにくくなります。
太い線を引く場合やテープなどを使ってわかりやすくする際には、線の上に合わせるのか下に合わせるのかの測定基準も決めておかないと、計測値にずれが生じるので注意が必要です。

正しい計測と正確な記録

大きな建設現場になればなるほど、レベルを測定する箇所が増え、地道で大変な作業となります。
しかし、高さや水平は建設工事において常に必要になるものであり、レベルの測定は現場作業のメインともいえる仕事です。
計測時点のミスをなくして正しい数値を読むこと、計測した値を正確に記録して高低差などの計算ミスを防ぐことが大切です。


 

関連記事:
【例文あり】工期延長の理由を書類に書くときの豆知識
絶対になくさない!現場でボールペンの紛失を防ぐ4つの方法!
工事責任者って何?どんな責任を持つの?


当サイトの記事は基本的には信頼性に足る情報源(公共機関や企業サイト、または専門家によるもの等)をもとに執筆しており、情報の正確性・信頼性・安全性の担保に努めていますが、記事によっては最新の情報でない場合や情報の出典元表記や正確性が充分でない場合があります。予めご了承ください。

建設業界の人材採用・転職サービスを提供する株式会社夢真の編集部です。
建設技術者派遣事業歴は30年以上、当社運営のする求人サイト「施工管理求人サーチ」の求人数は約6,000件!
このコラムでは上記の実績と知見を活かし、建設業界で働く方の転職に役立つ情報を配信しています。

株式会社夢真 コーポレートサイト

Twitter LINE
RECOMMEND

おすすめ求人

PAGE TOP

まずは無料登録
お電話でのお問い合わせはこちら