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現場監督なら知っていて当たり前?工事監理と工事監督の違い。業務などの違いをご紹介!

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公開日時 2022.09.27 最終更新日時 2022.09.27

「工事監理」と「工事監督」は似たような言葉ですが、それぞれ一定規模以上の建築工事において異なる業務を行う仕事です。
工事監理と工事監督は、どのような人が担当し、どのような業務を行うのでしょうか。
それぞれの違いについてご紹介します。

工事監理とは

工事監理とは、「その者の責任において、工事を設計図書と照合し、それが設計図書のとおりに実施されているかいないかを確認すること」と建築士法第2条第7項において定められている業務のことです。
建築基準法において、一定の規模以上の建物を建築する場合、建築主は工事監理者を定めることが義務付けられており、工事監理者は建築士が行うことと規定されています。
工事監理者は、建築物の安全性を確保するために設計図や仕様書のとおりに工事がなされているかを照合し、確認することが求められています。
工事監理の主な業務内容としては、設計の意図を正しく施工者に伝えること、材料の規格や種類の確認、躯体工事・仕上げ工事・設備工事が設計図書のとおりに行われているかのチェック、工事完了時の最終確認、関係機関による検査の立ち合い、工事監理報告書の作成・建築主への提出、引き渡し時の立ち合いなどがあります。

工事監督とは

工事監督は、現場監督、現場代理人、指導監督と同義語であり、工事現場において工事指導や工程管理、安全管理など幅広い内容の業務を行い、工事を管理する責任者のことです。
一般には、工事施工会社から選出された人が現場の指示に当たることが多くなります。
工事監督の主な仕事には大きく分けて工程管理、品質管理、安全管理、人材管理、コスト管理などがあります。
そのうち工程管理業務では、工程計画や施工順序を検討し、工事全体の進行表となる工程表を作成します。
その工程表に基づき、各工程において必要となる資材を発注し、作業に当たる協力会社や作業員を手配していきます。
着工開始となれば、工事中に事故が発生することのないように作業員の安全管理や人材の管理も工事監督の仕事です。
設計図どおりの施工となるよう作業員に指示を出し、チェックを行う作業も工事監督の品質管理業務となります。
設計者と作業員の間に入っての詳細な作業の確認や調整、近隣施設や近隣住民への事前説明、材料費や人件費などのコスト管理も担当業務となります。

品質管理の工事監理と工事全体を管理する工事監督

工事監理は、工事が設計のとおりに施工され、設計とおりの品質を確保しているのかを確認する品質管理の業務だと言えます。
一方、工事監督は現場の責任者として、品質の管理だけでなく、工程管理、人材管理、安全管理、コスト管理等、広範囲の業務を担当し、工事全体を管理する仕事です。
建物の安全性を確保するために、品質管理においては工事監理者と工事監督の両方が品質を確認するという体制が取られているのです。


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