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公開日時 2018.10.29
最終更新日時 2022.04.06

【工事現場で使えるマスク一覧】風邪の予防にも、工事現場の防塵にも使えるマスクをご紹介します

工事現場では粉塵の発生しやすい様々な要因があります。
そのような環境の中で無防備の状態で作業を続けていると、いつの間にか有害な物質を吸い込んでしまい身体に悪影響を及ぼすことがあります。
今回は機能性の高い建設現場向けの代表的な2タイプのマスクをご紹介します。

防塵性能の高いマスク

防塵マスクの規格については労働安全衛生法で細かく規定されているのはご存知でしょうか。
厚生労働省の定める国家検定規格では防塵マスクの使用方式や粒子捕集効率、性能などの基準が設けられていて、それに合格した防塵マスクには「検定合格標章」のシールが貼られています。

形状では立体式が広く使われ、使用方式には使い捨て式とフィルター取り替え式の2つのタイプがあります。
粒子捕集効率はフィルターが捕集できる粒子の量や時間を示す具体的な基準で、試験では固体粒子と液体粒子の両タイプの微細な試験粒子を使用して行います。
粒子捕集効率には「99,9%」「95%」「80%」とそれぞれ3段階の等級があります。
放射性物質やアスベスト、ダイオキシン類など有害な環境下での作業では使い捨て式マスクではなく、より高い密着性の「99,9%」規格のフィルター取り替え式マスクが使用されます。

国家検定規格の防塵マスクの中から通気性や装着感なども考慮し、現場の作業環境に応じた選択をすることがおすすめです。

眼鏡が曇りにくいマスク

眼鏡を使用している場合、顔面への密着度が低いマスクだと鼻や口からの息がすき間から漏れてレンズが曇りやすくなります。
眼鏡が曇ると作業を中断しなければいけなくなり、作業効率が落ちてしまうことが懸念されます。
近年は通気性を重視して「眼鏡が曇りにくい」と表記されている市販や医療用のマスクなどの製品も多数あります。

ただ、粉塵の多い工事現場においては、作業する方の健康保持のためにも国家検定規格に合格した防塵マスクの使用が推奨されます。
多種多様な防塵マスクの中でも排気弁が付加された製品はマスク内に息がこもらないような構造のため、レンズが曇りにくく眼鏡使用者から好評を得ています。
また、マスク内の蒸れによる不快感が軽減されるため暑い時期でも苦にならず、呼吸がしやすいという利点もあります。

現場での正しいマスクで安全・健康管理

数年前に防塵マスクを称する粗悪な類似品が流通し、調査で国家検定規格の基準を満たしていないことが判明しています。
防塵マスクの間違った選択や着用をすると健康を損ねることもあるので気をつけましょう。
特に有害な粉塵の場合は、漏れ込みがないように正しい装着方法について受講したり指導を受けたりすることが必要です。
自分の健康を守るためにもマスクは適正に着用しましょう。

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