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河川工事とは?種類は?基礎情報まとめ

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公開日時 2023.02.27 最終更新日時 2023.02.27

近年の異常気象がもたらした大雨などにより、各地で河川の氾濫が問題となっています。
ひとたび河川の氾濫が起きれば、その損害規模は計り知れないでしょう。
そのため河川工事は、人々の安全な暮らしを守るためには極めて重要な土木工事といえるのです。
今回は、河川工事の種類などについて紹介したいと思います。

河川工事とは


河川工事とは、水害防止用の堤防設置や、床止めなどの土木工事のことをさします。
また、河川の維持修繕の工事なども含まれます。
このように、河川の環境整備や保全を目的とする工事全般を河川工事と呼びます。

河川工事の種類

河川工事の種類


河川工事にはさまざまな種類がありますが、川の上流、中流、下流といった場所によってもその種類が異なってきます。

上流部における河川工事

・砂防工事
砂防工事とは、河川周辺の集落や道路の保護を目的とした土砂災害防止のための工事で、「砂防法」という法律に基づいて行われます。
また、人々の安全のみならず、自然環境や歴史の保護も重要な目的となっています。

・地滑り防止工事
地滑り防止工事には、抑止工と抑制工の大きく2つに分類されます。
まず、抑止工とは、ワイヤーなどを設置して地滑りを防ぐ土木工事です。
いっぽう、抑制工とは、斜面や地質などを変化させることで、地滑りを防ぐ土木工事のことをさします。

・砂防ダム建設
砂防ダムという、土砂災害防止のために河川に設置される設備を作る土木工事です。
普通のダムとは異なり、土砂災害防止の目的に特化している点が特徴です。
通水部がスリット状の、スリットダム型式のものが主に用いられます。

中流部、下流部における河川工事

・堤防建設
河川の氾濫を防ぐための堤防を建築する土木工事です。
主に、豪雨の際、洪水が起こったときに想定される計画高水位を越えないように、河川の両岸に盛り土をする土木工事を行います。
また、盛り土以外に、コンクリートや鉄の板を使用する場合もあります。

・床止め工事
床止め工事とは、床固め工事とも呼ばれる工事です。
川床の土質がもろく、流水によって変化しやすい地形の場合には、河川の形状が変わりやすくなり河川が氾濫しやすくなるため、形状の維持を目的としたコンクリートブロックなどを設置する床止め工事が行われます。

今まさに大活躍の河川工事

2018年の日本は、例年よりも雨や台風の被害が甚大でした。
そのため、今なお、我々の生活を守るべく、全国で河川工事が執り行われています。
河川工事は、普段あまり聞きなれない工事かもしれませんが、実は我々の生活に密接した大切な工事だということが、実感できることでしょう。

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